スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

ミステリー

本格ミステリや日常の謎系、ラノベめいたミステリーも含めています。警察小説もここです。

元旦の楽しみと言えば「相棒」

「杉下右京の多忙な休日」碇卯人 僕の嫌いな警察官のNO1.は右京さんですが、ドラマも小説も映画も面白いのは認めざるを得ないです。 右京さんの嫌いなところは、正義のためなら違法捜査をしてもいいと思っているところです。 僕は彼の、数多くの犯罪を観て…

「これは経費では落ちません!6️⃣」青木祐子

以前に書いたとおり、僕は出版社で働いています^_^ 出版社は製造業なので、石鹸会社に勤める森若さんの事情が少しわかるのがとても嬉しいです。 部署は全然違うんですけどね(^ ^) ドラマも相当面白かったのですが、シリーズ6作目の本書は今年読んだ小説の中…

「左手首」黒川博行

悪夢を見ることが多々ある。それは大体同じ内容だ。 それは殺人を犯す夢。殺害のシーンはないのだが、殺人という事実だけが残り、母親に叱られたり、警察に脅かされたりしている。 夢のあと、目が覚めたとき、ひとときの安堵を味わう。 しかし、そのあとすぐ…

このミス大賞作品は粒揃い

「勘違い 渡良瀬探偵事務所・十五代目の活躍」猫森夏希 「次に読む本が見つからないよー。どうしたらいい?スーパーノヴァさん??」 「そんなあなたに!はい、このミス大賞作品!!」 CM風にきめてみました(๑>◡<๑) 僕のブログでは何度もこのミス大賞作品が…

「アナザーフェイス」堂場瞬一

堂場瞬一さんは警察小説とスポーツ小説で有名です。 この記事を書くときに堂場瞬一さんのウィキペディアを読みましたが、作品リストがとても豪華でした。 警察小説はドラマ化が多数でスポーツ小説は野球や陸上など項目毎に分けられています。 「アナザーフェ…

「ゼロの迎撃」安生正

香港が非常に危険な状態で心配ですね。 警察が市民に暴力をはたらく。事情があるのでしょうが、命だけは奪わないで欲しいです。それはもちろん市民が警察の命を脅かしてもいけないのですが。 上海にいる友人も心配です。 日本の国内は平和ですが、外国からは…

「出版禁止」長江俊和

長江俊和さんの本はとてもずるいです。 読む前から面白いのが分かりきっているのです。 もちろん個人差はあるのでしょうが、ノンフィクション系が好きな方は楽しめること間違いなしと言ってよさそうです。 ミステリーマニアの方にもおすすめですが(≧∀≦) 以前…

神保町読書会で「魔王」を紹介してきました。

神保町という名前を聞くだけで文学好きの方は血がたぎるのではないでしょうか。 ここは東京の文学の中心地、ここでは何を言っても文学になりそうです。 僕が最近ハマっている文学的なものは滝沢カレンさんの言葉です。 ぜひ「滝沢カレン 鯖の味噌煮」で検索…

「ビブリア古書堂の事件手帖⑸」三上延

副題 〜栞子さんと繋がりの時〜 僕を美少女の世界に踏み込ませたもの、それが、ビブリア古書堂です。 たまたま図書館に置いてあるのを見つけたのが、僕が26歳のときでした。 もっと早くに栞子さんと出会っていたならば、僕の本棚は美少女だらけになっていた…

「COVER カバー」内藤了

東京駅おもてうら交番 堀北恵平 シリーズの2作目です。 僕の人生の中でこの作家さんのは10冊以上読んだよーと言えるのはそう多くはないです。 伊坂幸太郎、東野圭吾、星新一、那須正幹、道尾秀介、誉田哲也、宗田理、赤川次郎、柴田よしき、そして内藤了です…

「陽気なギャングの日常と襲撃」伊坂幸太郎

陽気なギャングたちについては10月30日に紹介したばかりですね。本書はそれの第2弾です。 僕はこちらの方が好きな作品なので、今回は内容をたっぷりと書いていきたいと思います。 本書の作りは短編が4つと長編が1つです。 短編ではギャングたち一人一人に焦…

殺人鬼に関する書籍2冊

今日は殺人鬼に関する書籍について書きます。 内1冊はノンフィクションです。 「殺人鬼フジコの衝動」真梨幸子 本書には超強力なサイコパス・フジコが出てきます。 この情報だけで面白そうと思う方と、絶対読まない!という方がいそうですね。 僕は本書を買…

超能力バトル

「愚者のスプーンは曲がる」桐山徹也 本書は「スマホを落としただけなのに」と同じ日に発売されました。 もし、発売日が少しでもズレていたのならば、もっと有名になっていただろうなと思う一冊です。 そして今なぜか僕の中で特殊能力ブームがきておりまして…

「陽気なギャングが地球を回す」伊坂幸太郎

伊坂幸太郎さんは強盗好きで有名です。 思えばデビュー作の主人公も強盗でした。「チルドレン」というコメディ色の強い作品でも強盗とそれに乗じた盗みが出てきます。 そして特殊能力好きでも知られています。 「砂漠」ではテレキネシスの少女、「魔王」の主…

じゃあどこでキスをするのだろう?

「横浜ではまだキスをしない」樋口有介 僕は一時期横浜に住んでいました。 横浜はとても良いところでした。中華街は食のテーマパークで、みなとみらいには本物の遊園地があります。 動物園や水族館も豊富です 専門学校へ通うための一人暮らしでしたが、とき…

「屍人荘の殺人」今村昌弘

先に本書を読んでいた兄に感想を聞くと、急にド直球のネタバレが飛んできました。 「館で〇〇〇が出てくるんだよ」とさらりと衝撃的な一言です。 その一言が本書を読むきっかけになりました。 様々な欲が満たされて大満足な一冊になりましたが、どうやらこの…

「ため息に溺れる」石川智健

ため息に溺れる、とても詩的な表現ですね。 まず、嫌な匂いを想像してしまう僕の口は、きっと臭いです。ミンティアは必需品ですね。 関係ない話の2連発ですが、僕は背泳ぎができません。 もし海で背泳ぎをしようものなら、即座にライフセイバーの方が助けに…

「ジャッジメント」小林由香

目には目を歯には歯を、とはよく聞く言葉ですね。 その考え方は「やられたらやり返す、倍返しだ!」とは対極をなすものです。 目をくり抜かれたのなら、そいつの目をくり抜きましょう。歯を取られたのなら、そいつの歯を取ってやりましょう。 というよりも、…

今日は猫の話をします

「猫は聖夜に推理する」柴田よしき 副題 「猫探偵正太郎の冒険②」 今日は猫にまつわる切ない話を2つします。 僕の実家ではくまとトラという猫なのに犬猿の仲のメス猫を2匹飼っていました。 彼女たちは十数年に渡り、生活を共にし、癒しを与えてくれました。 …

「誰にも言えない」丸木文華

本書は表紙から見ていただきました。 かわいい女の子が4人で寝そべっていますね。 この物語ではこの4人がコテージに泊まり、1人ずつ秘密の話をしていきます。 とても和気あいあいとしてて、秘密の恋なんかの話でもするのかなぁ、これで女心を研究するかなど…

半年ということは一年の半分だ!

「背の眼」道尾秀介 訳のわからないタイトルですみません。 一日一冊のブログを始めて今日で半年です。休まずに続けてこれたのも読んでくれる皆様があってのことです。 本当に感謝しています。 今までこんなになにかを続けてきたことのない僕には毎日が未知…

「殺戮にいたる病」我孫子武丸

いつかは書かなきゃなと思い憂鬱な一冊だ。 と言いつつもジャンルではベストオブベストに入れたのだが。 ミステリー好きならば、最高と評するかそれとも特長を認めつつも誉めることはできない作品だ。 本書は「十角館の殺人」と同じくらいの衝撃を放ち、後世…

「天久鷹央の推理カルテ」知念実希人

これぞ小説がヒットする黄金パターン!と煽り文から始めましたが、黄金パターンとは思ってもらえないとしても僕が大好きなパターンの一つです。 それはかわいくて天真爛漫、もしくは聡明な女性とその子に振り回される男の組み合わせです。この組み合わせがあ…

ピアノを使った名著

ピアノを使った名作は多いですよね。 「蜜蜂と遠雷」「羊と鋼の森」「さよならドビュッシー」、個人的におすすめなのは「四日間の奇蹟」ですね。 「四日間の奇蹟」は終始穏やかで優しい曲がかかっているかのようでした。 今回紹介したいのは 「メディア・ス…

「噂」荻原浩

人が他人について話すのが噂ですが、その内容には少しばかりの興味を抱いてしまいます。 あと気になるのはなぜ、この人(他人の噂話をしてる人)はこの話を僕に聞かせるのか。 色んな仮説を立て考えますが、他人のことを悪く言う人はきっと僕のことも悪く言…

「22年目の告白ー私が殺人犯ですー」浜口倫太郎

本書は読みやすさでいったらトップクラスかもしれません。 読者の煽り方がものすごい上手いのです。 映画の公開よりちょっと前に発売された本書では帯や表紙により、殺人犯役を藤原竜也さんが演じることを知っています。 イケメンが殺人犯で刑事を挑発しまく…

二歩前を歩く者の正体とは

「二歩前を歩く」 石持浅海 同じ本について書くのは何度かやりましたが、今回は特別な気持ちです。本書については4月13日、第一回目で書きました。 一度直しましたが、当時の気持ちと反省する気持ちを残すために内容を大きくは変えませんでした。 振り返って…

出版社で働いています。

今週のお題「○○の秋」 〇〇には当然読書の2文字が入るのですが、実はあまり意識したことはないですね。 常に本が周りにありましたし、いつだって読書は面白いです。 読書の季節を意識するとしたら冬ですね。冬には半身浴用の1冊を用意して楽しんでいます。…

「死神の精度」 伊坂幸太郎

伊坂作品の「アイネクライネナハトムジーク」の映画が絶賛放映中ですね。 アイネクライネについてもいつかは書きたいと思っているのですが、今回紹介したい「死神の精度」は恋愛シーンで1番好きなセリフがあったので、書きたくなりました。 死神といえば僕…

「弔い花 長い腕III」 長岡草志

以前に「家と呪い」で紹介した「長い腕」の第3弾です。 「長い腕」は建築によって呪いをかける近江敬次郎の復讐を島汐路(しましおじ、女性です)がとめるといったストーリーです。 建築による呪いはとてもリアリティがあります。最近の研究によると、人は…