スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

ミステリー

本格ミステリや日常の謎系、ラノベめいたミステリーも含めています。警察小説もここです。

秋の楽しみと言えば,,,相棒

「杉下右京の事件簿」 碇卯人 まだまだ暑いものの暦の上では秋が近づいてきました。 読書の秋、食欲の秋、そして相棒の秋です。秋のドラマでは毎年、相棒が楽しみです。 皆様は歴代の相棒では誰がお好きでしょうか? 寺脇さんという意見が多い(僕調べ)中、…

大島優子さんと映画「てけてけ」

「悪の教典」 貴志祐介 今日のタイトルだけ見ると書籍は一切関係ないですね。今回紹介する書籍は「悪の教典」ですが、大島優子さんと悪の教典は少し、関わります。 なのでしばしお待ちいただいて、先に大島優子さんと彼女が主演の映画「てけてけ」について語…

過去一番で怒りが湧いた小説

「イノセント・デイズ」 早見和馬 「本書の帯には衝撃で3日間寝込みました。」と書いてありましたが、僕は怒りで3日間はぷりぷりしていました。 やるせないというかなんというか、死刑になった幸乃がとても許せなかったのです。 そんな時には本書のことを語…

読書感想文を横山秀夫さんで

「誰でも書ける最高の読書感想文」 斎藤孝 「影踏み」 横山秀夫 新しい試みですが、読書感想文の書き方を斎藤孝先生に教わった僕が、「影踏み」についての感想文を書きたいと思います。 上手くできるか分からず震えているのは、当時夏休みの宿題で読書感想文…

「ラッシュライフ」 伊坂幸太郎

初期の頃の伊坂作品の紹介です。正直この頃の伊坂作品が1番好きで、本書は何度も読みました。 多角的な視点を伊坂マークを使い描き、そして巧みな伏線の回収には毎度驚かされます。 毎回のように弱い者を主人公に添えますが、どこかで報われます。まるで、僕…

「その女アレックス」 ピエール・ルメートル

初めての外国文学、略して外文の紹介です。 本書はイギリスで大ヒットのカミーユ警部シリーズの第2弾です。 しかし、僕は本書を友だちにすすめられて買った為シリーズ第2弾から読むことになりました。 友だちも第2弾から読み始めていた上にそれに気づいてい…

ブログを始めて四ヶ月が経ちました

「ラットマン」 道尾秀介 一日一冊についてブログに書くということを始めて四ヶ月が経ちました。 いままで読んでくれた方、本当に感謝しています。 毎日読みたくなるようなブログを目指しています。ささいなことでもいいので、ご意見ご感想をお待ちしていま…

「私たちが星座を盗んだ理由」 北山猛邦

本書は表紙に似合わずミステリーの短編集です。著者の北山さんとは初めましてでしたが、多彩で表現力豊かな描写には驚かされました。 本書は5つの物語からできています。 4つ目の「終の童話」では登場人物たちは海外の方の名前を持っていました。 イタリアの…

嵐の活動休止が近づいてきました。

「謎解きはディナーの後で」 東川篤哉 本の話はさて置いて、先に嵐の話をします。 嵐のデビュー時僕は小学生の高学年でした。 当時の僕は少し尖っていて「は?ジャニーズなんて女を食い物にするホストみたいなもんじゃん」などと言ってはTOKIOやV6が出てるド…

「ズッコケ中年三人組 age45」 那須正幹

僕の学生時代はズッコケ三人組に救われることが多くありました。 色々なことに挑戦し、または事件に巻き込まれようとも必死に試行錯誤を繰り返し、乗り越えてきた彼らに勇気付けられていました。 当時から筆者の那須正幹さんの書き方にも注目していました。 …

「グラスホッパー」 伊坂幸太郎

なんと豊かな殺し屋小説なことか。もう何度読んだかわからないくらいに好きな一冊だ。 伊坂幸太郎さんらしさが存分に発揮されているのである。 巨大な悪、個性豊かな殺し屋たち、悲運な主人公、伊坂マークによる場面転換、ジャッククリスピンによる名言、巧…

「警視庁53教場」 吉川英梨

学園ものが好きです!と声を大にして言える僕ですが、本書はちょっと捻っていてそれが一層面白くさせていました。 「教場」は長岡弘樹さんの大ヒット作となりましたが、これはジャンル分けとしては難しいものでした。 警察小説とする人が多いですが、僕は最…

「臨床真理」 柚月裕子

特殊能力っていいですよね! テレキネシス、テレパシー、瞬間移動。今ドラマでやっている「ボイス」にでている真木よう子さんは超聴力の持ち主です。 時を止める能力とかもいいですが、現実的な能力もかっこいいです。 視力5.0とか絶対音感とか瞬間記憶能力…

「笑う警官」 佐々木譲

最近は吉本興業がゴタゴタしてて世間を賑わせていますね。 僕も炎上したくないので、深くは語りませんが宮迫さんの演技が好きだったのでもうテレビに出ないとなると寂しく思います。 本書は映画化していて宮迫さんも津久井刑事役で出ています。 本書の舞台は…

「サウスポー・キラー」 水原秀策

水原秀策さんはこのミス大賞でデビューして今や僕の中でこの作家さんの作品は全て持っておきたいリストに入っています。 水原秀策さんを一言でいうとプロフェッショナルです。 プロの作家という意味ではもちろんなくてプロを描くことが得意な作家さんです。 …

映画化するならぜひこの人に

「消える密室の殺人 猫探偵正太郎上京」 柴田よしき このシリーズは現在七冊出ていて、内五冊は短編です。 あらゆる猫小説の中で僕が一番好きなシリーズです。 正太郎(黒猫)の飼い主が正太郎の名前をちゃんと覚えていないというところにユーモアのセンスを…

「デッドウォーター」 永瀬隼介

本書は以前に紹介した『19歳 一家四人惨殺犯の告白』の続編とも言える内容です。 そんなわけで『19歳〜』の復習です。 『19歳〜』は死刑囚の正体に迫ったノンフィクションでした。著者の永瀬さんは獄中インタビューや手紙で犯人の心情を明かしていくものの最…

「神様の裏の顔」 藤崎翔

本書は書店員時代に営業の方から強く勧められて大きく展開したところそれなりのヒットを記録した。 しかし、僕の中ではあまり良い印象になかった。もちろん売り上げが高いのは素晴らしいことだし、内容も良かったのだが売り方にひとつ気にくわないことがあっ…

「ゴールデンスランバー」 伊坂幸太郎

今週のお題「わたしの好きな歌」 ゴールデンスランバーは訳すと黄金の眠りという意味です。伊坂幸太郎さんが好きそうな言葉ですね。このタイトルでビートルズが歌っています。 堺雅人さんが主演で映画化もされたことで有名な小説です。主題歌には斉藤和義さ…

小説の人物に恋をしました。

「ソロモンの犬」 道尾秀介 今までにたくさんの本を読み、数多くの女性に出会ってきましたが、本気で好きになったのは本書に出てくる羽住智佳だけでした。と言うと気持ち悪がられるかもしれませんが、本書はミステリー小説にもかかわらず、羽住に恋をした僕…

「誓約」 薬丸岳

友だちからこの本をもらって読み始めました。 なんで薬丸岳さんとは初めましてでしたが、最高の1冊とはなりませんでした。 主人公は家庭も仕事も順風満帆な日々を過ごしていた向井という男。 男のもとに1通の手紙が届く。「あの男たちは刑務所から出ています…

密室と聞くとドキドキしませんか?

「櫻子さんの足元には死体が埋まっている」 太田詩織 今までに密室が出てくるミステリーをたくさん読みましたが、本書では密室殺人を強く否定していたので印象に残っています。 密室殺人を扱う小説は数多くありますが、その多くが飛行機内や孤島など巨大な密…

「スノーホワイト」 森川智喜

本書は以前に紹介した「キャットフード」のシリーズものです。 なのでまた三途川理(さんずのかわことわり)がでてきます。 彼は一言で言うと極悪人です。 論理的思考力がずば抜けて高いが、自分の名を上げる為には殺人もいとわない僕が見た中で最悪の探偵で…

「老後の資金がありません」 垣谷美雨

皆さまは老後の資金は貯めていますか? 僕はまだ貯められていません。考えたこともないくらいです。 年金制度に頼りたいという気持ちは薄いものの全くもらえないのは嫌です。 まだ僕のまわりには備えていない人の方が多い気がするのですが、それは僕がまだ世…

「ニャーロック・ニャームズの名推理」 ヒロモト

「名探偵はタマネギをかじる」 最近読んだ猫小説の中でトップクラスに面白かったです。 何より良かったのはギャグが至る所に挿入されているところでした。 僕は本の影響を受けやすいので、ここからは本文中にも出てくるギャグを使って書きたいと思いニャす。…

「ON 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子」 内藤了

波瑠さんを主演にドラマ化もしましたね。 ドラマの初回で凄惨なシーンを流したとしてBPO(放送倫理番組向上機構)から注意されたのが記憶に新しいです。 確かに凄惨なシーンでしたが、事件の異常性をテーマにするのには効果的すぎました。 奇妙で凄惨な自死…

「崩れる」 貫井徳郎

副題「結婚にまつわる八つの風景」 本書は結婚をテーマにしたダークな話を集めたミステリー短編集となっている。 怖い話が続くから本書のせいで僕の婚期が一年は遅れてしまった。 もし本書が大ヒットしていたら、少子化がますます進むことになるだろう! と…

「容疑者Xの献身」 東野圭吾

以前に「ソウルケイジ」でも本書について少し触れましたが、やはり単独で書くべき作品だなと思いました。 本書は東野圭吾さんの最大級のヒット作で映画化もしています。 映画での福山雅治VS堤真一&松雪泰子は観ててどっちを応援したらいいのか分からなくなる…

「十角館の殺人」 綾辻行人

言わずと知れた本格ミステリーの最高峰! もう置いていない書店はないくらいの大ヒット小説です。 僕の中ではこの一文がすごいランキングの第1位です。 (このランキングがいつか権威をもつように頑張ります!) ミステリーにある程度慣れているとより楽しめ…

「ズッコケ中年三人組 age43」 那須正幹

遂に僕が最もすごいと思ったミステリーの紹介です。 本書は年に数回しか推理しない僕を夢中にさせ、仕事中ずっとついて考えていたくらいにハマりました。 何度読んでも面白く、そういえばこの三人組は小学生の頃からたくさんの事件に巻き込まれていたなぁと…