スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

ミステリー

「ビブリア古書堂の事件手帖⑸」三上延

副題 〜栞子さんと繋がりの時〜 僕を美少女の世界に踏み込ませたもの、それが、ビブリア古書堂です。 たまたま図書館に置いてあるのを見つけたのが、僕が26歳のときでした。 もっと早くに栞子さんと出会っていたならば、僕の本棚は美少女だらけになっていた…

「COVER カバー」内藤了

東京駅おもてうら交番 堀北恵平 シリーズの2作目です。 僕の人生の中でこの作家さんのは10冊以上読んだよーと言えるのはそう多くはないです。 伊坂幸太郎、東野圭吾、星新一、那須正幹、道尾秀介、誉田哲也、宗田理、赤川次郎、柴田よしき、そして内藤了です…

「陽気なギャングの日常と襲撃」伊坂幸太郎

陽気なギャングたちについては10月30日に紹介したばかりですね。本書はそれの第2弾です。 僕はこちらの方が好きな作品なので、今回は内容をたっぷりと書いていきたいと思います。 本書の作りは短編が4つと長編が1つです。 短編ではギャングたち一人一人に焦…

殺人鬼に関する書籍2冊

今日は殺人鬼に関する書籍について書きます。 内1冊はノンフィクションです。 「殺人鬼フジコの衝動」真梨幸子 本書には超強力なサイコパス・フジコが出てきます。 この情報だけで面白そうと思う方と、絶対読まない!という方がいそうですね。 僕は本書を買…

超能力バトル

「愚者のスプーンは曲がる」桐山徹也 本書は「スマホを落としただけなのに」と同じ日に発売されました。 もし、発売日が少しでもズレていたのならば、もっと有名になっていただろうなと思う一冊です。 そして今なぜか僕の中で特殊能力ブームがきておりまして…

「陽気なギャングが地球を回す」伊坂幸太郎

伊坂幸太郎さんは強盗好きで有名です。 思えばデビュー作の主人公も強盗でした。「チルドレン」というコメディ色の強い作品でも強盗とそれに乗じた盗みが出てきます。 そして特殊能力好きでも知られています。 「砂漠」ではテレキネシスの少女、「魔王」の主…

じゃあどこでキスをするのだろう?

「横浜ではまだキスをしない」樋口有介 僕は一時期横浜に住んでいました。 横浜はとても良いところでした。中華街は食のテーマパークで、みなとみらいには本物の遊園地があります。 動物園や水族館も豊富です 専門学校へ通うための一人暮らしでしたが、とき…

「屍人荘の殺人」今村昌弘

先に本書を読んでいた兄に感想を聞くと、急にド直球のネタバレが飛んできました。 「館で〇〇〇が出てくるんだよ」とさらりと衝撃的な一言です。 その一言が本書を読むきっかけになりました。 様々な欲が満たされて大満足な一冊になりましたが、どうやらこの…

「ため息に溺れる」石川智健

ため息に溺れる、とても詩的な表現ですね。 まず、嫌な匂いを想像してしまう僕の口は、きっと臭いです。ミンティアは必需品ですね。 関係ない話の2連発ですが、僕は背泳ぎができません。 もし海で背泳ぎをしようものなら、即座にライフセイバーの方が助けに…

「ジャッジメント」小林由香

目には目を歯には歯を、とはよく聞く言葉ですね。 その考え方は「やられたらやり返す、倍返しだ!」とは対極をなすものです。 目をくり抜かれたのなら、そいつの目をくり抜きましょう。歯を取られたのなら、そいつの歯を取ってやりましょう。 というよりも、…

今日は猫の話をします

「猫は聖夜に推理する」柴田よしき 副題 「猫探偵正太郎の冒険②」 今日は猫にまつわる切ない話を2つします。 僕の実家ではくまとトラという猫なのに犬猿の仲のメス猫を2匹飼っていました。 彼女たちは十数年に渡り、生活を共にし、癒しを与えてくれました。 …

「誰にも言えない」丸木文華

本書は表紙から見ていただきました。 かわいい女の子が4人で寝そべっていますね。 この物語ではこの4人がコテージに泊まり、1人ずつ秘密の話をしていきます。 とても和気あいあいとしてて、秘密の恋なんかの話でもするのかなぁ、これで女心を研究するかなど…

半年ということは一年の半分だ!

「背の眼」道尾秀介 訳のわからないタイトルですみません。 一日一冊のブログを始めて今日で半年です。休まずに続けてこれたのも読んでくれる皆様があってのことです。 本当に感謝しています。 今までこんなになにかを続けてきたことのない僕には毎日が未知…

「殺戮にいたる病」我孫子武丸

いつかは書かなきゃなと思い憂鬱な一冊だ。 と言いつつもジャンルではベストオブベストに入れたのだが。 ミステリー好きならば、最高と評するかそれとも特長を認めつつも誉めることはできない作品だ。 本書は「十角館の殺人」と同じくらいの衝撃を放ち、後世…

「天久鷹央の推理カルテ」知念実希人

これぞ小説がヒットする黄金パターン!と煽り文から始めましたが、黄金パターンとは思ってもらえないとしても僕が大好きなパターンの一つです。 それはかわいくて天真爛漫、もしくは聡明な女性とその子に振り回される男の組み合わせです。この組み合わせがあ…

ピアノを使った名著

ピアノを使った名作は多いですよね。 「蜜蜂と遠雷」「羊と鋼の森」「さよならドビュッシー」、個人的におすすめなのは「四日間の奇蹟」ですね。 「四日間の奇蹟」は終始穏やかで優しい曲がかかっているかのようでした。 今回紹介したいのは 「メディア・ス…

「噂」荻原浩

人が他人について話すのが噂ですが、その内容には少しばかりの興味を抱いてしまいます。 あと気になるのはなぜ、この人(他人の噂話をしてる人)はこの話を僕に聞かせるのか。 色んな仮説を立て考えますが、他人のことを悪く言う人はきっと僕のことも悪く言…

「22年目の告白ー私が殺人犯ですー」浜口倫太郎

本書は読みやすさでいったらトップクラスかもしれません。 読者の煽り方がものすごい上手いのです。 映画の公開よりちょっと前に発売された本書では帯や表紙により、殺人犯役を藤原竜也さんが演じることを知っています。 イケメンが殺人犯で刑事を挑発しまく…

二歩前を歩く者の正体とは

「二歩前を歩く」 石持浅海 同じ本について書くのは何度かやりましたが、今回は特別な気持ちです。本書については4月13日、第一回目で書きました。 一度直しましたが、当時の気持ちと反省する気持ちを残すために内容を大きくは変えませんでした。 振り返って…

出版社で働いています。

今週のお題「○○の秋」 〇〇には当然読書の2文字が入るのですが、実はあまり意識したことはないですね。 常に本が周りにありましたし、いつだって読書は面白いです。 読書の季節を意識するとしたら冬ですね。冬には半身浴用の1冊を用意して楽しんでいます。…

「死神の精度」 伊坂幸太郎

伊坂作品の「アイネクライネナハトムジーク」の映画が絶賛放映中ですね。 アイネクライネについてもいつかは書きたいと思っているのですが、今回紹介したい「死神の精度」は恋愛シーンで1番好きなセリフがあったので、書きたくなりました。 死神といえば僕…

「弔い花 長い腕III」 長岡草志

以前に「家と呪い」で紹介した「長い腕」の第3弾です。 「長い腕」は建築によって呪いをかける近江敬次郎の復讐を島汐路(しましおじ、女性です)がとめるといったストーリーです。 建築による呪いはとてもリアリティがあります。最近の研究によると、人は…

「最後の証人」 柚月裕子

感涙必至のリーガルミステリーの紹介です。 本書は佐方貞人シリーズとしてドラマ化もしています。あのドラマもとても良かったです。 主演は上川隆也さん。落ち着いた演技と渋い声が検事にぴったりな感じがしました。 ドラマ2回目の「検事の死命」は痴漢事件…

正義とは何か?

「バビロン Ⅲ-終-」 野崎まど 現在では3巻まで出ているシリーズの紹介です。 3が特におもしろかったので、まだ完結していませんが書きたくなりました。 10月からアニメ化するので、注目度的にはちょうどいいかもしれませんね^_^ アニメ化について調べてい…

「WOLF ウルフ」 柴田哲孝

動物パニックものはとても好きなジャンルです。 以前に柴田哲孝さん著の「TENGU」について書きましたが、これは犯人の正体を人に言いたくなるランキング(僕が作ったランキングです)第1位でした。 TENGUでは道平という記者が主人公でしたが、道平は有賀雄…

「カササギの計略」 才羽楽

恋愛ミステリーでは「イニシエーション・ラブ」が有名ですが、僕の中ではこれが一番です。 恋愛ミステリーはイチャイチャ部分が楽しく、謎解き部分にも愛があります。 すこし厄介なのが、バッドエンドの可能性があることです。以前も書いた気がしますが僕は…

山田悠介さんについて

「神様のコドモ」 山田悠介 ※今回はたくさんの山田悠介さんに対する悪口みたいなものが出てきますが、僕は山田悠介さんを尊敬しています。それが伝わればなによりです。 山田悠介さんは自費出版の世界では一番の成功者ではないでしょうか。 著書の「リアル鬼…

裁判員裁判を昔話でやってみました

「昔話法廷」 NHK Eテレ「昔話法廷」制作班 編 今井雅子 原作 イマセン 法律監修 タイトルをユーチューブっぽくしてみました。 本書は裁判員裁判を昔話に当てはめて行ったものではなく、昔話の世界には裁判があってそこで行われた裁判記録です。 1時間かか…

「屋上ミサイル」 山下貴光

僕はこのブログでは数多くの「このミス大賞」作品を紹介してきましたが、僕の中では本書がNO1このミス大賞です。 青春ミステリーと聞かれれば、本書が出てくるのですが、あまり有名な著者ではありませんね。 実は有名じゃない作品を、著者さんを僕のブログで…

ブログを始めてはや五ヶ月です。

「龍神の雨」 道尾秀介 皆さまの応援のおかげで一日一冊、本について書くというブログを始めて今日で五ヶ月が経ちました。 読んでくださった方、本当に感謝しています。 最近では何が面白いのかを考える日々が続いています。 自問自答の日々ですね。答えは出…