スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

映画

映画化された書籍を集めました!

元旦の楽しみと言えば「相棒」

「杉下右京の多忙な休日」碇卯人 僕の嫌いな警察官のNO1.は右京さんですが、ドラマも小説も映画も面白いのは認めざるを得ないです。 右京さんの嫌いなところは、正義のためなら違法捜査をしてもいいと思っているところです。 僕は彼の、数多くの犯罪を観て…

「博士の愛した数式」と「物語の役割」

今回は小川洋子さんの本を2冊紹介させていただきます。 始めは「博士の愛した数式」です。 これは感動長編ですね。映画化もされました。 本屋大賞を受賞したのもうなづけますね。 家政婦さんが派遣された家には博士が1人暮らしです。 博士は交通事故で脳を損…

映画「耳をすませば」と聖蹟桜ヶ丘散歩

気の合う友だちがいる。 ひょんなことで「天気の子」の話になり、僕が「警察弱すぎない?」と言うと「わかる〜」と言ってくれた。 その後僕は調子に乗って、トトロは森の妖怪の話だ!とかまっくろくろすけは黒い虫だ!とか王蟲はよく見ると気持ち悪いとかい…

「きらきらひかる」江國香織

本書は変人の僕から見てもいびつな形の三角関係の物語です。 変わった形の夫婦が主人公なのです。 でもとても「自然な夫婦」だとも思いました。 しかし、本当のところ僕は、本当に自然な夫婦だと思っているのか、思いたいのかはよく分かりません。 複雑な気…

「ビブリア古書堂の事件手帖⑸」三上延

副題 〜栞子さんと繋がりの時〜 僕を美少女の世界に踏み込ませたもの、それが、ビブリア古書堂です。 たまたま図書館に置いてあるのを見つけたのが、僕が26歳のときでした。 もっと早くに栞子さんと出会っていたならば、僕の本棚は美少女だらけになっていた…

TSUTAYAはいつだって楽しい

さて今日は幸を探しに地元のTSUTAYAへ。幸とは「カフーを待ちわびて」のヒロインだ。きっとTSUTAYA様には置いてあることだろう。 それにしても最近のTSUTAYAは特に楽しい。多くのTSUTAYAでは本も売ってあるのだ。 そして、TSUTAYAは全国書店の売り上げランキ…

「陽気なギャングの日常と襲撃」伊坂幸太郎

陽気なギャングたちについては10月30日に紹介したばかりですね。本書はそれの第2弾です。 僕はこちらの方が好きな作品なので、今回は内容をたっぷりと書いていきたいと思います。 本書の作りは短編が4つと長編が1つです。 短編ではギャングたち一人一人に焦…

「勝手にふるえてろ」綿谷りさ

綿谷りささんに書くのは2度目ですね。 前回は6月25日に「インストール」について書いたはずなのに、なぜか鬼束ちひろさんを紹介するというクレイジーな記事を書きました。 つい、引っ張られてしまったようなのですが、綿谷りささんは僕の中でクレイジーガー…

「陽気なギャングが地球を回す」伊坂幸太郎

伊坂幸太郎さんは強盗好きで有名です。 思えばデビュー作の主人公も強盗でした。「チルドレン」というコメディ色の強い作品でも強盗とそれに乗じた盗みが出てきます。 そして特殊能力好きでも知られています。 「砂漠」ではテレキネシスの少女、「魔王」の主…

「屍人荘の殺人」今村昌弘

先に本書を読んでいた兄に感想を聞くと、急にド直球のネタバレが飛んできました。 「館で〇〇〇が出てくるんだよ」とさらりと衝撃的な一言です。 その一言が本書を読むきっかけになりました。 様々な欲が満たされて大満足な一冊になりましたが、どうやらこの…

「カフーを待ちわびて」原田マハ

冒頭から物語に引き込まれてしまった。 《いつもの昼のまどろみの中で、友寄明青は確かにその音を聞いた。》 原田マハさんとは本書で初めましてなのだが、なぜかこの一文から筆者はとても素敵な文を書くだなという予感があった。 実際、その予感はあたり、最…

「小説 秒速5センチメール」新海誠

8月28日に「天気の子 裏」でさんざん新海誠さんの悪口を書き、批判した。 その後、それを見た友だちに呼び出されて、説教を受けた。 「あの映画はな、おかしいと気づく前にいい音楽が流れたり、美しい景色になったりするんだよ!」 僕の夏美は必要なかったと…

「22年目の告白ー私が殺人犯ですー」浜口倫太郎

本書は読みやすさでいったらトップクラスかもしれません。 読者の煽り方がものすごい上手いのです。 映画の公開よりちょっと前に発売された本書では帯や表紙により、殺人犯役を藤原竜也さんが演じることを知っています。 イケメンが殺人犯で刑事を挑発しまく…

パニック映画ベスト3

「不死症 アンデット」周木律 「不死症」は不老不死人間の行く末の話です。 ざっとまとめるとゾンビものですね。 今回はたくさんの死者が出てしまう=パニックものとして、お話させていただきます。 もちろん本の話もしますが、まずは僕が好きなパニック映画…

「死神の精度」 伊坂幸太郎

伊坂作品の「アイネクライネナハトムジーク」の映画が絶賛放映中ですね。 アイネクライネについてもいつかは書きたいと思っているのですが、今回紹介したい「死神の精度」は恋愛シーンで1番好きなセリフがあったので、書きたくなりました。 死神といえば僕…

「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」 本谷有希子

今までで1番ジャンル分けが難しかった小説です。 ウィキペディアにはブラックコメディとありましたが、僕はホラーとしました。もしくは恋愛が近いのではないかと思います。 本書は映画化されていて、ツタヤで手にとっては元の場所に戻してしまうランキング…

「レインツリーの国」 有川浩

一日一冊について書いてきて5ヶ月が経ちますが初めて有川浩さんについて書きます。 有川浩さんについては嫌な思い出が2つあるのです。 当時荻原浩さんにはまっていた僕は友だちに「ありかわひろしって男っぽい名前だけど女性作家なんだよ」と自慢げに言っ…

僕とぼぎわんとの戦い

「ぼぎわんが、来る」 澤村伊智 映画の予告でホラーだとは知っていた。 しかし、本を買うときに背表紙を読まない最近の僕は本書がミステリーである可能性も視野に入れて読み始めた。 角川ホラー文庫には警察ミステリーも多いからだ。 そして勝手ながら僕対ぼ…

「ちょっと今から仕事やめてくる」 北川恵海

早めに言っておきますが、僕は今の仕事をやめる気はありませんよ。 今の職場は働く人も職務内容もまったく不満はありません。 通勤に90分はかかるものの、電車は終点から終点まで乗れるのでよい読書タイムにできています。 さて本書は角川メディアワークス文…

熊には気をつけて

ぶたぶたシリーズに今頃ハマってしまい、何故か熊について書きたくなりました。 熊って不思議な動物ですよね。 ヒグマは恐ろしい。プーさんはかわいい。シロクマは動物園のスターです熊園では熊同士の小競り合いに客が目をキラキラとさせています。 今回は熊…

「忍びの国」 和田竜

本書は大野智殿が大将で映画化も果たしまして候。 とても愉快なり。褒美を与えたもう。 と無理矢理に昔の言葉を使おうとしても学が無いのがバレるだけですね。 今回は初めて時代小説について書きます。 正直、この分野には苦手意識があって、今までは宮部み…

一癖のある恋愛小説 5選

今回は設定に工夫のある恋愛小説を集めました。 今のうちに言っておきたいのは、ややこしい設定があるものはちょっと疲れてしまいます。 「コーヒーが冷めないうちに」は5つのルールを覚えようと頑張りすぎて疲れてしまいました。 恋愛小説を読むときは難し…

いじめ ダメ 絶対! 3選

今回は僕の考えから始めます。いじめ問題についてです。 タイトルでも使っておいてなんですが、いじめという言葉はできれば、使いたくないです。 これは大人が作った言葉で最近になってようやく定義付けがなされた言葉です。 教室で起きている一件一件の事案…

天気の子 裏

「天気の子」 新海誠 初の連載となる今回は「天気の子」の問題点や疑問点が3つほど集めた裏編だ。 表で少しストーリーに触れているので、極力説明は省いた。 1つ目は伊坂幸太郎さんでさえ描かないような奇跡が多すぎることだ。 主人公の帆高は家出少年だ。…

天気の子 表

初の連載となる今回は新海誠さん著の「天気の子」の良かったところだけを集めた、表編だ。 「遊戯王」の表遊戯と闇遊戯みたいだ。正直言って辛口だけで終わらせることもできたのだが、ちょっとでもマイルドにしたいので、たくさんふざけたい。 まずは読み終…

あっと!驚くトリック3選

このトリックがすごい!小説を3つ集めました。 本自体にしかけがあるもの、もう見えているのに気づかなかったもの、などなど、少なくとも僕は驚いたトリックがあったものたちを紹介します。 1.「愚行録」 貫井徳郎 これは2017年に映画化されています。 内…

「岸辺露伴は叫ばない」 アンソロジー

本書の主人公はスマホで「きしべろはん」と打つとちゃんと「岸辺露伴」と漢字で出てくるほど、有名なキャラクターです。 そう、ジャンプで大人気だったジョジョってマンガのことだよおぉぉぉ!!! ジョジョを知らない人にもよおぉぉ、岸辺露伴を伝えるのが…

「悪人 下」 吉田修一

さて、続きです。 幕間で考えたところ、登場人物を深めていったら、本書の味が濃くなるのではないかと思いました。 ここからは主要登場人物を1人ずつ書いていきます。 ここからはネタバレが多数あります。 ⚪︎清水裕一 土木作業員の彼は風俗嬢を真剣に愛する…

とある営業マンとの攻防(「悪人 上」)

「悪人 上」 吉田修一 吉田修一さんはミステリ作家としてもトップランナーですが、僕は「女たちは二度遊ぶ」で出会いました。 こちらは女性の機微を的確でいて、情緒的に描いた名作でした。 吉田修一さんは人を書くのが天才的に上手いです。 しかし、本書は…

秋の楽しみと言えば,,,相棒

「杉下右京の事件簿」 碇卯人 まだまだ暑いものの暦の上では秋が近づいてきました。 読書の秋、食欲の秋、そして相棒の秋です。秋のドラマでは毎年、相棒が楽しみです。 皆様は歴代の相棒では誰がお好きでしょうか? 寺脇さんという意見が多い(僕調べ)中、…