スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

青春(スポーツ含む)

あの頃に戻れたらなぁ。としみじみ思う小説を集めました。 ここにはスポーツ小説も含んでいます。

「おしまいのデート」瀬尾まいこ

先日、「今年の一冊」を募集しましたところ、瀬尾まいこさんの本が3冊集まりました。 これでは瀬尾まいこさんのファンになってしまうと思うのも束の間で、僕は既にファンになってしまったようです。 本書も「今年の一冊」ので募集したうちの一冊です。 癒さ…

「押入れのちよ」荻原浩

まずは表紙から見ていただきました。 この子のことはどう見えますか? 押入れに入れて放置するという、虐待もありそうですが、この子の表情と服装からはそうは見えないですよね。 となれば、あれしかないです! そう。彼女は座敷わらしだー!! と叫んでしま…

不朽の青春小説

「劇場版アニメ ぼくらの7日間戦争」 宗田理 原作 伊豆平成 著 僕の中学校での生活を支えてくれたのは星新一先生と宗田理先生でした。 宗田理先生の作品は主に2年A組探偵局シリーズを読んでいました♪ これはとてもセリフが多くて読みやすいことが特徴的でし…

「パパとムスメの7日間」五十嵐貴久

「リカ」という最恐シリーズを書いている著者がまさかのヒューマンコメディです。 リカシリーズは拡大を続けていますが、これも3部作です。しかもドラマ化までしています。 五十嵐貴久さんは人を描くことの天才ですね。 人をしっかりと描けるからこそ、ホラ…

「最後の医者は桜を見上げて君を想う」二宮敦人

10月9日に知念実希人さんの「天久鷹央の事件カルテ」を書いた際に、本書も知念実希人さんの本だと紹介してしまっていました。 お詫びして訂正させていただきます。 記事は既に修正していますが、お医者さんが出てくる小説は知念実希人さんだろうという先入観…

「金曜日の本屋さん」名取佐和子

副題「夏とサイダー」 シリーズの2作目です。 本書の物語は青春小説の黄金パターンです。決して悪口ではなく、むしろ褒め言葉なのですが、「ビブリア古書堂の事件手帖」と類似点が多い小説です。 舞台は金曜堂という書店です。ちゃんと金曜日以外も営業して…

「阪急電車」有川浩

流石、有川浩さんの作品は映像化が多いです。 本書も映画化していますが、以前に書いた「レインツリーの国」も映画化、有川浩さんの得意分野である自衛隊シリーズも映画化しています。 自衛隊シリーズの人気はとてつもないものがありますね。僕は「塩の街」…

「小説 心が叫びたがってるんだ。」著/豊田美加 原作/超平和バスターズ

片想いウィークの2作目です。 これも映像化したものです。アニメ映画と実写映画で合わせて2度の映像化です。すごいですよね。脚本が良かったのでしょう。 僕はアニメ映画を観た記憶が薄っすらとあるのですが、ミュージカルがとても楽しかった印象にあります…

「彼女の人生は間違いじゃない」廣木隆一

書店で過ごす時間は僕にとっては夢の国のようで、素敵な出会いの場です。 書店に通うことで彼女ができるならばなおいいのですが、そんなはずもなく、物語の中での美女に逃げることとします。 本書の表紙は美しいですね。 女性の横顔も美しいですが、色使いも…

ピースと又吉直樹さんの話をします。

「火花」又吉直樹 ※今回は脱線しまくりです(^ ^)今回もかな? 又吉直樹さんはピースというお笑いコンビのボケ担当です。 相方の綾部さんは熟女好きで知られ、今はニューヨークで何かしているみたいです(^^) 英語も得意とは言えない中、単身ニューヨークに渡…

「疾風ガール」誉田哲也

誉田哲也さんは結構青春小説を書いています。 「武士道シックスティーン」シリーズは高校剣道の話です。タイプの違う2人の女子高生が剣道で戦います。 映画化もしていて、剛の剣道の使い手は成海璃子さんが、柔の剣道の使い手は北野きいが演じています。 小…

「博士の愛した数式」と「物語の役割」

今回は小川洋子さんの本を2冊紹介させていただきます。 始めは「博士の愛した数式」です。 これは感動長編ですね。映画化もされました。 本屋大賞を受賞したのもうなづけますね。 家政婦さんが派遣された家には博士が1人暮らしです。 博士は交通事故で脳を損…

クリスマスで脱線しよ

「クリスマスを探偵と」伊坂幸太郎 もうすぐクリスマスですね。 クリスマスの過ごし方は十人十色だとは思いますが、僕は大体ファミマに行きます。 お店のおすすめのチキンを買って家で読書です。 クリスマスでは僕みたいな男は出歩かない方が世のためです。 …

「レッドスワンの絶命」綾崎隼

副題 赤羽高校サッカー部 僕の高校は僕の代で閉校だったので、後輩はおらず、部活もありませんでした。 しかし、昼休みと放課後のサッカーは盛んに行われていて僕はほぼ皆勤賞でした。 顧問の先生はおらず、汗だくになってボールを追いかけるだけでしたが、…

「よろこびの歌」宮下奈津

本書は合唱コンクールを中心に置いた青春小説です。 僕は歌は好きなのですが、「ちょっと男子〜、ちゃんと歌って〜」の中に僕も入るくらい、合唱は好きではありませんでした。 女子たちが真面目に練習するなか、何とかこの時間をごまかそうとしていた僕です…

「私の存在が空気」中田永一

特殊能力っていいですよね。 そんなことを常日頃、時には数時間考えてしまう僕ですが、本書でついに欲しい能力を見つけました! 本書は6編からなる短編集ですが、どの話にも不思議な能力や不思議なアイテムがでてきます。 それらは特に詳しい説明がなされて…

夏におすすめの小説を今

「夏の祈りは」須賀しのぶ 本書は甲子園の話なので夏に書こうとしていたのですが、つい忘れていた一冊です。 僕の中では甲子園と言えば秋田商業高校という印象にあります。 父が秋田県出身なので毎年のように一緒に観ては応援していました。秋田県の高校はあ…

「さよなら、田中さん」鈴木るりか

まずは僕の自慢話です。 僕の書店員時代は読書好きが皆に知られていて、文芸書担当の方から見本を渡してもらうことがありました。 それは発売前に読んで、気に入ればおすすめ文やPOPを書き、気に入らなければ担当者に愚痴を聞いてもらう仕事ですね^_^ ある日…

「少年少女飛行倶楽部」 加納朋子

本書は高校生たちの部活動の話です。 僕は中学生のときは野球部、高校生のときは昼休みサッカークラブでした。高校は部活動がないようなところだったのです。 世の中いろんなマイナーな部活があろうとも(ちなみに帰宅部はメジャーな部活です笑)、飛行倶楽…

「もういない君が猫になって」 梅原満知子

本書は表紙に惹かれて買いました。 女の子だけでもかわいいのに猫もいたら最高ですね。 猫は究極のぶりっ子です。誰が見ても、どこの角度から見てもかわいいです。 昔はとらという虎猫を飼っていました。とらはお腹が空くと母の足を噛みます。 母は「こいつ…

「砂漠」 伊坂幸太郎

僕の中で青春小説といえばこれです! ミステリー要素あり、敵との戦いあり、友情・恋愛物語あり、ギャグあり、そして超能力ありです^_^ そのどれもがとても魅力的に描かれている様はとても感動的です。 つまらない話しかしないはずの学長の話も有り難く思え…

いじめ ダメ 絶対! 3選

今回は僕の考えから始めます。いじめ問題についてです。 タイトルでも使っておいてなんですが、いじめという言葉はできれば、使いたくないです。 これは大人が作った言葉で最近になってようやく定義付けがなされた言葉です。 教室で起きている一件一件の事案…

こんな本屋があったら毎週通いたい

「金曜日の本屋さん」 名取佐和子 北関東にある本屋・金曜堂は読みたい本が見つかる本屋との噂がある。どんな本屋にせよ、色んな本との出会いはいつも楽しい。 店に入るとまず、驚く。 目力の強い、子どものような女性が大きな声で 「金曜堂へようこそー」と…

天気の子 裏

「天気の子」 新海誠 初の連載となる今回は「天気の子」の問題点や疑問点が3つほど集めた裏編だ。 表で少しストーリーに触れているので、極力説明は省いた。 1つ目は伊坂幸太郎さんでさえ描かないような奇跡が多すぎることだ。 主人公の帆高は家出少年だ。…

天気の子 表

初の連載となる今回は新海誠さん著の「天気の子」の良かったところだけを集めた、表編だ。 「遊戯王」の表遊戯と闇遊戯みたいだ。正直言って辛口だけで終わらせることもできたのだが、ちょっとでもマイルドにしたいので、たくさんふざけたい。 まずは読み終…

「野ブタ。をプロデュース」 白岩玄

本書は一世を風靡したドラマの原作本です。 ドラマの野ブタは堀北真希さんが演じる女性でしたが、原作の野ブタは男です。 太っている上にパッとしない見た目の野ブタはいじめにあってしまいます。 そんな野ブタを変えてやろうと修二がプロデュースしていきま…

初めて買ったラノベです。

「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」 井中だちま 本書は初めて買った本格的なラノベです。 勝った動機としては読書家を気取る者の務めとして色々なジャンルの本を読まねば!という気持ちが1割、異世界ものに興味があったのが2割、お母…

「ぶたぶた日記」 矢崎存美

こんなに豊かなファンタジー小説を読んだことがなかった。 もふもふのぶたぶたさんがかわいいのが最高だったが、ぶたぶたさんの周りにいる人も愛おしい。 僕はSFに苦手意識があったのだが、これなら読める。 物語はエッセイ教室に通う6人の男女(この中に…

「キング・メイカー」 水原秀策

(今回は過去最長の前置きの長さです。本の話だけ読みたい方は四段落目に飛んでください。) 僕の親友に今度総合格闘技の試合があります。 ブログやSNSで使っている僕とハシビロコウと黒猫が入った絵を描いてくれた、通称ハンマーチンパンジーです。(ネーミ…

「サウスポー・キラー」 水原秀策

水原秀策さんはこのミス大賞でデビューして今や僕の中でこの作家さんの作品は全て持っておきたいリストに入っています。 水原秀策さんを一言でいうとプロフェッショナルです。 プロの作家という意味ではもちろんなくてプロを描くことが得意な作家さんです。 …