スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん」友井羊

僕の大好物はカレーです🍛

自分で作るときは、じゃがいもを基準の2倍入れて、ドッロドロにします。

ひと口ひと口にじゃがいもを感じるとき、とても幸せだなぁと実感します(*゚▽゚*)

スープカレーなどの、シャバシャバのカレーはちょっと苦手です。

インド料理店で出てくるような、ナンにはとても合うとは思うのですが、ごはんにかけるのは忍びないです。

一度、会社の上司に(今の会社ではありませんよ^◇^;)スープカレーの名店に連れて行ってもらったとき、食べ方がわからずに苦労しました。

 

上のはまったく関係ない話でした。

著者の友井羊さんはこのミス大賞の優秀賞受賞作でデビューしました。

今では「スープ屋しずく」シリーズで5冊出すほどの人気作家さんです。

他の著者には「スイーツレシピで謎解きを」なんてものもあります。

食べ物と叙述トリックが得意な印象にある作家さんです。

 

スープ屋「しずく」はスープ料理の専門店です。値段こそ書かれていないものの、どれも美味しそうな上、パンが食べ放題です。

早朝も営業しているので、地域の方の早起きのサポートしているお店ですね。いつか行ってみたいです(^-^)

語り手は毎回変わり、主に日常の謎系の連作短編集となっているのですが、この手の小説にしては珍しく、男性が探偵役です。

探偵役は店主の麻野です。奥さんを早くに亡くしています。

麻野パパの娘さんが露(つゆ)です。今は10歳です。

たまに、早朝のお店でお客さんに紛れて朝ごはんを食べています。人見知りはありますが、とてもかわいらしい子です。

 

謎の多くはお客さんが持ってきます。

麻野パパは謎を引き寄せる体質なのでしょうね。もしくは露がそうなのかな⁈

職場でポーチがなくなった第1章、恋の相談を受ける第2章、店内で指輪が無くなった第4章、最後の第5章は露と露のお母さんの話と、麻野パパと露、2人と家族になりたい人の話です。

未亡人はときにエロいじゃなくて(^◇^;)ゴホゴホ、これは男性なので上手い言葉が見つからないですが、料理上手な人ってモテるよね(((o(*゚▽゚*)o)))♡

 

すみません。正気を取り戻したので、第3章の「ふくちゃんのダイエット奮闘記」について書きたいと思います。

第3章の語り手は三葉です。本名の福田と恰幅の良さを表してか、友だちからはふくちゃんと呼ばれています。

専門学生の三葉には妹がいます。

妹はモデルみたいに痩せていて、それでいて美しく、母親からもひいきされています。

私も痩せれば愛されるかもとダイエットをがんばりますが、妹からは

《似合わないことするなよ。キモイから、ちゃんと鏡見ろって》と言われ、母親はテレビに映るタレントを指差して、

《あんた、ダイエットしてたのね。もっとがんばりなさい。不細工なあんたは、これくらい痩せてようやく人並みなの》と言われてしまいます。

ひどい言いようですね。これでは家に居場所がなくなってしまいそうです。

三葉はダイエットをそれまで以上にがんばるようになりましたが、ある時を境にみなが三葉にやさしくなりました。

それは美味しい食べ物を三葉に持ってきては一緒に食べようと、誘ってきます。母親も妹も親戚もです。

それは迷惑だと三葉は妹にブチ切れます。

どうして私を太らせようとするの?と問い詰めると《お姉ちゃんの体重を増やすために決まってるでしょ》との答えです。

この答えに嫌気がさした三葉は部屋に引きこもりましたが、翌日の朝、お腹が空いてスープ屋しずくに向かいます。

三葉はスープ屋しずくの常連客でした。ですがそのときはかぼちゃのポタージュを出されて麻野パパにブチ切れてしまいます。

私を太らせる気ですか?って。

その後、三葉は倒れ、起きたら麻野パパにやさしく諭されます。

そこには叙述トリックがあったのですが、それはなくてもよかったなぁと本音がポロリで今日は終わります。

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突然なのですが、一日一冊のブログは明日が最終回となります。

新しい企画や本の紹介コーナーを用意するつもりですが、ひとまずは体力の限界です。

今年の一冊で募集した本については大切に読ませていただきます、またの機会で書けたらと思っています。