スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

「パパとムスメの7日間」五十嵐貴久

「リカ」という最恐シリーズを書いている著者がまさかのヒューマンコメディです。

リカシリーズは拡大を続けていますが、これも3部作です。しかもドラマ化までしています。

五十嵐貴久さんは人を描くことの天才ですね。

人をしっかりと描けるからこそ、ホラーもコメディも書けるのだと思います。

 

さて、本書は一言でいうところの、「あいつが俺で、俺があいつで」です。入れ替わりですね。

父と娘の入れ替わりはほのぼのよりも、ゾワゾワさせてくれました(^ ^)

ドラマでの父親役は舘ひろしさんです。イケメンダンディ俳優の筆頭ですな。女子高生の娘役は新垣結衣さんです。超イケイケな家族ですね。

娘さんは反抗期、父は会社でうだつがあがりません。

このわちゃわちゃ劇は、最後まで笑いながら読むことができました(^.^)

 

それでは面白ポイントを今回はいつもよりピンポイントで3つです。

ひとつ目は、お風呂のシーンです。

男女が入れ替わったとき男がとる選択肢の最優先事項にはムフフ(*⁰▿⁰*)があります。

本書では娘の入れ替わりは父親なので、さすがにムフフ(*⁰▿⁰*)はありませんでしたが、逃れられないイベントとしてお風呂がありますね。

これをどう乗り切るかがひとつめです。

ふたつ目が特に印象に残っています。

それはお仕事小説としての一面です。

入れ替わっているのだから、娘さんが仕事に行きます。

父親の仕事はフレグランスの開発と販売チームの主任です。

開発した香水は高いのにこれを百貨店で、しかも若い子向けに販売したい。ちょっと難しい気もしますね。

これをプロジェクトを上手くいかせる女子高生ならではのアイデアはすごかったです。

今でもこの手法での展開はあまりされていないので、コスメ系の会社にお勤めの方には参考になるかもです。

 

ちょっと休憩のコーナーですが、娘が父に制服の着こなし方を指南しているシーンも面白かったです。

スカートを短く保ちつつもパンツが見えない、この技を女子高生たちは身につけているのだそうです。

この技はすごいのですが、心配になりますね。

寒そう((((;゚Д゚)))))))って。

あと、これは学生に対してのメッセージですが、制服は校則を守る範囲で、おしゃれできている方がかっこいいです。

よりよい人と出会える可能性も高まると思います!

 

さてみっつ目です。

みっつ目は親子の力を合わせてナイフ女との対決です。

果たしてどちらが勝つのか⁈

と煽ってみたものの、続編があるので親子は無事です。

最後は入れ替わりもののお約束で、元の体に戻ります。

戻ったとき、2人の関係に変化はあるのか、見ものです!

もし読むものが無くなったら、この親子の生活を覗いてみてあげてください。

もしくはリカシリーズを読んで一緒に怖がりましょう!!

f:id:oomori662:20200106212545j:image