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スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

「僕の人生には事件が起きない」岩井勇気

岩井勇気さんのコラムは何度かYahooニュースで読ませていただきました。

それは組み立て式の棚の話と同窓会での嫌な奴の話でした。

特に同窓会の話は面白く、あっという間に読めてしまったので、これは何文字だ?と疑問感じ、調べたことを思い出しました。

ちなみにですが、僕の書く記事は大体1000字超、岩井勇気さんのコラムは4000字程度でした。

面白い記事ならば、あっという間に読むことができると新しい発見をくれたので、岩井勇気さんをお手本としたいですが、文字数はこのままでいきたいと思います。

 

本書の中で同窓会の話は特に共感の連続でした。

岩井さんの母校の卒業生たちは仲が良いみたいで、毎年のように同窓会があります。

そして、岩井さんはそれに参加しません。毎回繰り返す笑いの内容に嫌気がさしているのだと思います。

僕も同窓会には行きません。あそこはキラキラしてる人たちのかたまりです。今誰それが何々やってるということに興味を持てないのは岩井さんと同様です。

同窓会の日、岩井さんは参加しないでいると、どうしても岩井さんに会いたいという人がいるからと付き合いのあった友だちから呼び出されます。

渋々行ったら呼び出した彼に「よう、天才!」と雑な挨拶をされ、自慢話がスタートです。自慢の内容は年収の話ですね。

オチを先に言ってしまうと、嫌な思い出だけができた、ということになります。

確かに事件らしい事件は起きていないもののその書き方がとても面白かったです。

 

同窓会の話の続きです。厳密に言うと同窓会は終わり二次会での内容です。

バーには岩井さんとその友だちと呼び出した彼の3人です。

呼び出した彼の自慢話がひと段落つき、岩井さんが他に気になった友だちの話をすると、今は警備員をしているとのこと。

岩井さんを呼び出した彼は警備員の仕事をバカにしたような発言をします。そしてそのことが岩井さんには許せませんでした。

僕は自慢話を聞くのは好きですが、人をバカにする発言は許せません。そもそも警備員さんが日本からいなくなったら事件・事故が多発し、あなたやあなたの大切な人が傷つくかもしれない。そんなことも分からず警備員をバカにする彼の方がバカです。

すみません。熱くなってしまいました。僕もこのような体験がありましたが、こう思っても口には出せません。言えなかった思い出だけが増えるので同窓会には行かないのです。

岩井さんはもっと簡潔に呼び出した彼を断罪しています。もちろんそれは口には出さないですが。

《こいつは収入で人の価値が決まると思っている。しかしその価値観が全てだと思っていた場合、自分より収入が多い同級生から「お前、頑張ってんの?」と言われた時に、ぐうの音も出なくなることをわかっていない様子だった。》

人をバカにする人は人からバカにされます。改めない限り、それは一生続きます。それでは生き地獄だと僕は思います。

最後は《その同級生の男とはもう一緒に飲むことはないだろう。帰り道、僕はそう思った。》で締めます。

3人分の会計を済ませてから店を出ることも含め、とてもグッと来るものがありました。

 

他の話は愚痴みたいな話や日常のささやかなのほほんとする話が多かったですかね。

食べログで3.04のお店に入ったらこんなサービスだったとか、コーヒーメーカーを試してみたとかです。

何気ない日常を面白おかしく文にする。このような作風と、このような感性を持つ作家さんはとても好きです。

あとがきの文章も素敵でした。

この一冊で岩井勇気さんのファンになりました^_^

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ここからは完全に蛇足です。岩井さんのように僕の日常のことも書いてみたくなりました。

 

僕は日々の娯楽のひとつにYahooニュースがあります。

ここの記事を読んだり、たまにコメントを書いたりという日常がとても楽しいです。

ある日、ポケモンの映画の記事を読んでいた僕は、まだ誰もコメントを書いていないことに気がつきました。

誰も書いていないということは、今コメントを書けば注目される可能性が高いということです。しめしめです。

そこではもっと簡潔にですが、以下のようなことを書きました。

僕はポケモンのゲームはある理由からプレイできなくなりました。

それは僕が持つ属性である、リアリティ問題です。

つい、想像してしまうのです。必死に育てた僕のピカチュウ(電気ねずみ)がかえんほうしゃで焼かれたり、かみくだくでバラバラにされたりすることを。

 

このコメントにはなかなか反響がありました。

評価はいいね👍とブー👎とコメントでいただけるのですが、👎の方でです。

コメントもいくつかいただきました。心に響いたのは「あなたはポケモンをやらない方がいいし、観ない方がいい」でした。

それは確かにその通りだなと、大納得しました。

Yahooニュースでひとつ成長できた話でした。