スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

神保町読書会で「魔王」を紹介してきました。

神保町という名前を聞くだけで文学好きの方は血がたぎるのではないでしょうか。

ここは東京の文学の中心地、ここでは何を言っても文学になりそうです。

僕が最近ハマっている文学的なものは滝沢カレンさんの言葉です。

ぜひ「滝沢カレン 鯖の味噌煮」で検索してみてください。皆さまもハマってしまうかとは思いますが、時々でいいので、このブログに帰ってきてください(^^)

 

さっ、脱線はこの辺りにして、今回は神保町に来ています。

平日の仕事終わりに読書会です。神保町で行われている読書会に参加してきました。

今まで何度か読書会に参加したものの、テーマがある読書会は初めてでした。

テーマは「私の生きづらさを減らしてくれた本」でした。このテーマは難しいですね。

僕みたいな変人にはこの世界はとても生きづらいのですが、そこに焦点を当てたことはありませんでした。

みんなそれなりに生きづらい世界でしょ。それが普通でしょ。って。

でもいつかは真剣に考えなければいけないことかもしれませんね。

ビジネス書を持っていくのは頭にありません。ビジネス書についてちゃんと話せる自信がないからです。

 

真剣に悩んだ結果、伊坂幸太郎さんの「魔王」にしました。

《「魔王」は市民を熱狂的にさせる政治家・犬養と安藤兄弟の闘いです。

皆が犬養に流されるなか、安藤兄弟は超能力を武器に波に抗います。

安藤兄は考えないと死んでしまうのではないかと言われるくらい、思慮深いです。

僕と安藤兄は少し似ている気がします。

皆が池の水を抜いて、イェーとやっているなか、その池の水抜いていいの?、と考えるのが僕です。

そんなわけで安藤兄には影響を受けているのです。

「魔王」は兄弟の会話が面白いのが特徴の本でもあります。

文中にでてくる「考えろ、マクガイバー」と「せせらぎ」についての会話は特に印象的なのです。

この本を読んで以降、仕事でピンチになったときは「考えろ、マクガイバー」と心の中で唱えては落ち着くようにしています。

あと家に皆から忌み嫌われている、カサカサと動き、ときには飛ぶ、あいつがでたときは「ごきげんよう、お久しぶり」とか「せせらぎが出た」とか言って恐怖感を消してから、闘うようにしています。

あいつとの戦いは人生のテーマです。あいつが出ても気を強く持たないといけません。》

と、こんな感じの話で参加者の皆さんに笑ってもらいました。

 

読書会はすごく楽しかったです。

小説を持っていったのは僕だけでしたけど。

自己紹介も面白かったですよ。

私は〇〇が好きです。と自分の好きなものの発表のあとにカードを引き、カードに書かれた言葉を使い更に一言という、自己紹介ゲームをしました。

いきいきと話す人、戸惑いながら話す人、制限時間じゃ足りない人、いろいろでしたが遂に僕の番です。

僕は読書が好きです。とまずは一言。その後、カードを引く。カードに書かれた言葉は「もし」でした。

僕はこの後、文学的なことを言います。

「もし、この世界から本が消えても、僕が本を作るし、出会えてよかった本の記憶は無くならない」

で、「オーッ」と感心してもらえました。

僕のセリフの後半は「トクサツガガガ」の言葉なんですけどね。感心してもらえて気持ち良かったです。

紹介していただいてすぐに買おうと思ったのは、小川洋子さんの「物語の役割」でした。

「物語の役割」の紹介では、言葉とは創るものではなく、すでにあるものを見つけること、と聞きました。

さっきの僕のことかもしれない!と一気に興味が湧いたのです。

繰り返しですが、読書会はとっても楽しかったです。

あまり行ったことのない街へのお出かけはテンションが上がりますしね^_^

また欲しい本がたくさん増えました。

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