スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

ブログを始めて7か月ですよ

早いもので一日一冊のブログを始めて7か月を無事に迎えることができました。

脱線しかしない記事や訳の分からないダイエット記事などで、本から逃げたと思われても仕方のない内容にもお付き合いくださいましたこと、本当に感謝しています。

記事がどれだけふざけた内容でも、全て僕の頭の中を通過したことだけは本当です。

本の中身だけでなく、それを読む環境、自分の想いや記憶、それらを含めて出会えてよかったと思える本は名著です。

その想いが伝わればいいなと、脱線させています。

これからも皆さまによい出会いがありますよう、お手伝いできたら幸いです。

 

今回紹介する本は道尾秀介さんの「月の恋人」です。

これは木村拓哉さん主演でドラマ化しましたね。というよりもドラマのために書かれた本です。

それだのにドラマと小説で内容が大きく違うのが特徴です。

1か月に1度、道尾秀介さんの本について書き始めこれが7冊目です。

始めの「向日葵が咲かない夏」はブーイングしかない記事だったので、道尾秀介さんの本を7冊も書くとは自分でビックリです。

道尾秀介の作品は気持ち悪いと何度も言ってしまいましたが、子どもを書かせたら超一流だと思います。

気持ち悪いミステリーと子ども、それらを封印した本書はいつもの道尾秀介さんのとは違いました。

 

弥生は不甲斐ない彼氏と理不尽な職場を捨て、ひとり旅に出ます。自分探しの旅です。

自分は探すものではなく、創るものです。これは僕の言葉ですが、言っておいて恥ずかしくなったのですぐに忘れてください。

弥生は滞在先の上海で葉月蓮介と出会います。

蓮介は木村拓哉さんのイメージでちょうどいいです。イケメンでやな奴、やな奴なのでどこか嫌われそうなキャラです。(この記事を読んだキムタクファンから怒られるかも)

蓮介は、高級家具を扱うレゴリスという会社の若き経営者です。

一方、上海に住むシュウメイは、美貌を買われ、レゴリスのCMモデルに選ばれますが、それをきっぱりと断っていました。

この3人の三角が始まるとか始まらないとかです。イチャイチャするとかしないとかです。

ちょっと、伊坂幸太郎さんが書きそうな恋愛小説に近いものを感じました。

 

それでは本書で気に入った会話の紹介です。蓮介が弥生に冷たくしたシーンです。

《蓮介は前に顔を戻そうとしたが、相手が声を抑えて口を動かしたのが目の端に映ったので、また向き合った。

「やな感じ……って言った? いま」

「言ってません。 谷中に、って言ったんです。あたし谷中に住んでるんですけど」》

何でもないシーンですが、とても印象に残っているのです。

最後に思い出話をひとつ。

あれは僕が高校生のとき、クラスメイトのヤンキー格の奴にパシられそうになったとき、つい「何で💢」と言ってしまいました。

「はぁ〜、何でじゃねえだろ」とすごむヤンキー。

「いや、何でもないですの何でだよ。」

と文学的な⁈返しができたことを思い出しました。

これで笑ってくれたヤンキーと和んだ話です。

ちょっと哀愁を匂わせて終わります。

また読んでいただけると嬉しいです😂

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