スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

「ビブリア古書堂の事件手帖⑸」三上延

副題 〜栞子さんと繋がりの時〜

 

僕を美少女の世界に踏み込ませたもの、それが、ビブリア古書堂です。

たまたま図書館に置いてあるのを見つけたのが、僕が26歳のときでした。

もっと早くに栞子さんと出会っていたならば、僕の本棚は美少女だらけになっていたことでしょう。

そうなっていたなら、このブログは書かなかったと思うので、後悔はないですし、栞子さんは特別です。

 

ドラマも良かったので、まずはその話を。

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表紙を見ていただくと、栞子さんは黒髪ロングの文学少女ということが伺えます。

良い姿勢で読書をする女性は内面も美しいです。これは仮説です。

そんな栞子さんを演じるのは剛力彩芽さんでした。

剛力彩芽さんの主演には相当、批判が集まりました。

ネットには剛力彩芽が主演なら観ないとかいう人までいたのを覚えています。

もう「観てから文句言え」って感じです。ぷんぷんです。

僕はちゃんと観ましたよ。そして最高に面白かったのを覚えています。

剛力彩芽さんは持ち味の元気さを抑えめにして清楚さと聡明さを兼ね備えた栞子さんになりきっていました。

エンディング曲の「the never ending story」も、とても文学的な曲でぴったりと合っていました。

ビブリア古書堂は映画化もしているみたいですね。

そちらもいつか観てみたいです。

 

ビブリア古書堂の物語の舞台は鎌倉です。

五浦大輔は幼い頃、本好きの祖母の本棚をいじり、ひどく叱られてから、本を長時間読むことが出来ない体質になっていました。

そんな五浦はビブリア古書堂にいつもいる栞子さんが気になっていました。そりゃそうだよなというのは僕の心の声です。

五浦は栞子さんに祖母から受け継いだ漱石全集の謎を相談し、解いてもらいます。栞子さんは書店員の鑑なのです。

これがきっかけにもなり、ビブリア古書堂で働くことになります。(僕も働きたいものだ)

このシリーズはそんな2人が活躍する日常の謎系のミステリー短編集です。

 

⑸巻ではマンガ・ブラックジャックについての謎が出てきます。

このシリーズでは実際の本を出版社の垣根を越えて登場させているのが特徴です。それによって、絶版だった書籍が復刊を果たすこともあるのですから、すごいことです。

ブラックジャックは僕の青春時代を支えてくれたマンガで、日本を代表するマンガだと思っています。

しかし、ブラックジャックのマンガというとたくさん出過ぎていて、共通の認識を持つのが難しくあります。

そこに着目して、謎にする。そして、それを解く。

物語の作り方も見事ですが、栞子さんの頭の良さも素晴らしいです。

五浦は本を読めないからこそ、違った着想でヒントを出すことができます。

これらのバランス感覚、つい唸ってしまうほど、名著です。

本の紹介を物語に乗せて行う。僕もそんな力を身につけたくてブログを書いているのかもしれません。