スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

殺人鬼に関する書籍2冊

今日は殺人鬼に関する書籍について書きます。

内1冊はノンフィクションです。

 

「殺人鬼フジコの衝動」真梨幸子

本書には超強力なサイコパス・フジコが出てきます。

この情報だけで面白そうと思う方と、絶対読まない!という方がいそうですね。

僕は本書を買う決心がなかなかつかず、買うまでに数年かかりました。

内容はとても重そうでしたが、サイコパスとは何か、著者の方のサイコパスの書き方が気になったのです。

 

あまり、フジコさんについては触れたくないので、背表紙から概要です。

《一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして新たな人生を歩み始めた11歳の少女。だが彼女の人生はいつしか狂い始めた。「人生はバラ色のお菓子のよう」。呟きながら、またひとり彼女は殺す。何がいたいけな少女を伝説の殺人鬼にしてしまったのか?精緻に織り上げられた謎のタペストリ。最後の1行を読んだとき、あなたは著者が仕掛けた企みに戦慄しその悲しみに慟哭する……!》

 

フジコさんはとても同情できるような環境で生まれ育ち、ぼったくりには怒りを覚えるなど、一般常識があるようにも描かれています。

しかし、一度苦しい状況を殺人で乗り越えてしまい、それがバレなかったものだから繰り返してしまいます。

フジコさんを無邪気な女の子と読む人もいるかもしれませんが、無邪気なぶん、より怖いです。

 

小説としての仕掛けもありましたが、とにかく恐ろしい。そんな一冊でした。

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「殺人鬼戦慄の名言集」

これは世界中の殺人鬼を集めたサイコな本です。

いわゆるサイコパスたちの名言集なのですが、そのほとんどは親から虐待を受けています。

あくまでもこの本の中での傾向なのですが、母親が息子に虐待をしたとき、その息子は大量に女を殺すというパターンが多かったです。

また、その殺人の手口はほとんどワンパターンです。捕まらないのならば、同じ手口を繰り返した方がいい、そう考えているのかはわかりませんが、それはフジコも同様でした。

気分の悪い話をして申し訳ございません。話をまとめます。

事実は小説より奇なりですが、小説で大量殺人鬼を扱うとき、これらのパターンを基に作られていることが多いです。

「スマホを落としただけなのに」もそうでした。

それは新しいタイプのサイコパスを生み出して混乱を与えないことと、生まれないようにという願いなのかもしれません。

この本で1番恐ろしいのは脳の腫瘍により、殺人鬼になってしまった人でした。

これは僕でも起こり得そうだということが恐ろしいのです。

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↑の本は僕が書店員時代に新刊として扱いました。

「こんな本が出てますよー」と年上の主婦の方に見せると「えーこわい〜」とくねくねしながら言っていました^_^

一瞬、恋心が芽生えた僕はぶりっ子に弱いです。