スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

今日は猫の話をします

「猫は聖夜に推理する」柴田よしき

副題 「猫探偵正太郎の冒険②」

 

今日は猫にまつわる切ない話を2つします。

僕の実家ではくまとトラという猫なのに犬猿の仲のメス猫を2匹飼っていました。

彼女たちは十数年に渡り、生活を共にし、癒しを与えてくれました。

ときどき機嫌が悪いくまにに引っかかれたときには、僕も「フーッ」とか「シャー」とか言ってしまいました(笑)いい思い出です。

トラは普段おてんばなのに手加減してくれるんですけどね。

さて、くまは数年前に乳がんで他界しました。あれほどの美人に今後出会えるか心配になります。

トラはお出かけ好きでした。妊娠して帰ってきた時は我が家はわちゃわちゃしましたね。

トラは相手のオスを連れて来い!という声は無視して子育てに励んでいたのを覚えています。

さて、そんなトラは最近実家から姿を消したみたいです。それから戻ってきてはいないので、あれだなと思わざるを得ません。

猫は自分の死期を悟ると飼い主の前から姿を消すというやつです。最後見た頃のトラは寝てばかりでおてんばだった頃の影もありませんでした。

気づいた時にはもう遅いもので、彼女はもう帰って来ませんでした。

今でも地元に帰るとトラ猫を探してしまいます。どこかで元気にしてたらいいんですけどね。

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↑トラに少し似ています。

フリー画像のをいただきました。

 

しんみりさせてすみません。

小説の猫たちは元気いっぱいでモフモフしてるので読んでいてとても楽しいです。

このシリーズについて書くのは3度目ですね。

猫小説の中ではモフモフ感は低めですが、本格ミステリ感は最高級です。

②巻では短編が6つ、正太郎が語り手の話は3つです。

相変わらずバラエティに富んでいて、エッセイみたいな話や宇宙空間での謎解きもあります。

 

今回は短編のうちのひとつをクイズとして書きたいと思います。

それは売れない・モテないでお馴染みの女流作家で飼い主の桜川が正太郎に出したクイズです。

これには普段推理をしない僕でも正太郎と一緒に考えました。

そして僕に答えはわかりませんでしたが、女性の方ならば、わかるものかもしれません。

考えながら読んでいただけたらと思います。

 

問題は単純です。

クリスマスイヴに、桜川は膝の上の猫・正太郎に語りかける。それはイヴの失恋の思い出。彼に渡せなかったプレゼントの話。
《さて問題です。プレゼントは、一体何だったのでしょうか。推理してください》
正太郎はここで眼を開けた。謎解きが好きな猫なのだ。

《三択にします。一、セーター。二、腕時計。三、スニーカーどれだと思う?》

正太郎の前に色違いのビスケットを三粒置いて、選ばせる。さ、正解だと思うものを食べて。

 

正太郎はノーヒントなのに全く悩まずに正解しています。

このあと桜川はイヴを正太郎と楽しく過ごします。素敵なイヴですね。

でもこのクイズはフェアではないですね。桜川のことを知らずに解けるはずがありません。

なので、ヒントをいくつか、出させていただきます。

まずは桜川は売れない作家で、稼ぎがないなかで彼のために買ったプレゼントであるということ。

そして、渡せなかったプレゼントを捨てていること。

最大のヒントは表紙の画像の後に書きますね(=^ェ^=)

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最大のヒントは愛しの彼は長身だったことです。

これでもスッキリと納得できない人もいるかもしれませんが、僕は納得できました。

そして読んでよかったな、が残りました。

答えはずっと下の方に書いておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答えはスニーカーでした。

セーターや腕時計は他の人にあげればいいのだろうけど、彼の足の大きさに合う人は周りにはいない、とのことでした。

売ってもよかったんじゃないかという声をかけるのはやめておきましょう。

きっと、捨てることに意味があったのです。