スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

一番好きなドラマと小説について書きます。

ブログを毎日書いて半年が経ち、記事は昨日で200回に達しました。のですが、祝し忘れたので今回は祝202回目とします

僕は過去の記事と矛盾しないよう、気をつけているのですが、まだ一番好きな小説やドラマは発表していませんでした。(そうですよね←ちょっと不安)

 

記念すべき今回は一番好きな小説について書きたいと思います。

また、その小説はドラマ化されていて、ドラマも最高だったので合わせて紹介できたらと思います。

とは言っても5月で一度書いたものです。

タイトルは「雨と夢のあとに」 、著者は柳美里さんです。

2005年に発行されて同年にテレビ朝日でドラマ化、奥田美和子さんが同じタイトルで主題歌を出しています。

この曲もとてもいいです。歌詞に《もしも命を落としてしまったとしても わたしはあなたを待ってます》とありますが、これは本書の内容をよく表していますね。作詞は柳美里さんがしています。

 

本書のジャンルは幻想ホラーというみたいです。

父の朝晴(ともはる)は蝶の写真家で父子家庭にも関わらずひとりで海外に行ってしまいます。

娘の雨(あめ)はひとりでさみしく留守番しています。12才なのにとても立派です。

ちなみに母は生まれた時からいません。他に男を作り、出て行きました。もっと言うと雨と朝晴には血のつながりはありません。

男として、父として仕事を頑張らないといけないのはわかりますが、雨をひとりぼっちにするのはいただけませんね。

さて、前回は内容をここまでしか書きませんでした。今回はこの後も書きます。

旅先で朝晴は命を落とします。しかし父の執念でしょうか、朝晴は幽霊となり、雨とともに生活します。

ところどころでおかしなところがありますが、雨は父との生活が戻って嬉しいみたいです。

隣の部屋の幽霊・彰子さんも雨の世話をしますが、やはり雨のひとりぼっちのシーンが多いです。

友だちにはメールを返さないだけで連絡は来なくなる(当たり前なのですが、寂しいことです)、幼なじみの北斗くんは転校してしまう、実の母が一緒に住もうと今さら言ってくる、朝晴と彰子の再婚を認めて焚きつけるが2人は既に死んでいる、とても小学生のか弱い女の子が耐え切れる内容ではないですよね。

外務省から父のことで訪ねてくるのも今はやめてあげてって思います。

正直、雨にとっては酷なことが多すぎて気の毒になりますが、幼なじみの男の子と励ましあったことやお父さんにさよならを言えたことはせめてもの救いです。

父との別れのシーンは涙です。今後の雨の幸せを祈りましょう。

 

ドラマはもう少しポップで、小説とは結構違います。

雨は中学生役で黒川智花さんが演じます。兄的な存在の速水もこみちさんとイチャイチャするのが楽しいです。

父は沢村一樹さんで黒川智花さんとはこのドラマ後も何度も共演していますね。

彰子さんは木村多恵さんです。朝晴のことが好きみたいです。幽霊同士で上手くいって欲しいですね。

ドラマでは毎週ゲスト幽霊が出てきては死の謎に迫ったり、成仏させたりします。

ゲストたちのうち誰が幽霊なのか当てるのが楽しいです。

朝晴と彰子は幽霊なので、ときどきすり抜けの術を使うことができます。雨にばれないようお気をつけください。彼女に正体を明かすときは成仏する覚悟を決めてください。

 

今まで好きな本やドラマを聞かれても「雨と夢のあとに」とは簡単には答えない自分がいました。

質問者との共通の話題とはならない経験をたくさん積んできたからです。

しかし、自分の想いを聞いてもらえる場所を半年かけて作ってきました。

「雨と夢のあとに」を知っていただいて、皆さまの心の片隅にでも残ってくれることを祈っています。

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小説で彰子さんとの別れのシーンはおぞましいです。

死体の発見が遅くなりすぎました。

匂いはすごいし、液が出てるし、そしてGがでます。

本書を何度も読んでいますが、ここは薄目でしか読めません。

皆さま、Gのことは嫌いでも「雨と夢のあとに」のことは嫌いにならないでください。