スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

いじめ ダメ 絶対! 3選

今回は僕の考えから始めます。いじめ問題についてです。

タイトルでも使っておいてなんですが、いじめという言葉はできれば、使いたくないです。

これは大人が作った言葉で最近になってようやく定義付けがなされた言葉です。

教室で起きている一件一件の事案を見ると、どこにもいじめは起きてないことが多々、あります。

アンケートをとってみてもそうなります。「我が校にいじめはありません」は事実だと思います。

いじめっ子の中にはいじめてるという感覚はなく、ただ殴ってるだけ、ただ無視してるだけ、となるのでしょう。

単なる言葉遊びですが、これが実態であるとも思います。

だから「いじめはやめろ」という先生の声は届きません。

これはいじめっ子を擁護してる訳ではありません。が、いじめと呼ばれるものの正体は始めは正義感だったり、暇つぶしの痛みのあるコミュニケーションだったりします。反吐が出ますね。

春名風花さんの「いじめをする人は学校に来なくていいよ」というメッセージは賛否両論がありますが、まだ、言葉が弱いようにも思います。

「お前は学校に来なくていいよ」といじめっ子には言ってやりたいです。

そのように堂々と言える教員が一校にひとりは居ていいように思います。

それを言えるだけの権威と愛とを持った教員が増えることを切望しています。

 

さて今回はとても長くなりそうです。ようやく本の話をします。

1.「はじめの一歩」 森川ジョージ

マガジンで30年連載しているマンガです。

主人公の幕之内一歩はボクシングで日本チャンピオンでしたが、元いじめられっ子でした。

最近彼はいじめられっ子を助け、マンガ家の道へと導きます。その時の一歩のセリフは衝撃的でした。

それはいじめをしている《「彼等は暇なんだ」》

というものでした。残酷なセリフですが、的を射ているようにも思います。

ボクシングだけでなく、人間ドラマも面白いのでおすすめのマンガです。

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2.「復讐教室」 山崎烏

これは完全なエンタメ作品です。

主人公の彩菜は中学3年の女子。彼女はクラスで壮絶ないじめにあっています。

暴力は当たり前で、無視とか物を壊されるとか、時にはレイプもされます。

警察に行くべきだ!という僕の声は届くはずもなく、彼女はクラスメイト全員に復讐することにしました。それは傍観者まで許さない徹底ぶりです。

僕はこの手のもので、「小説 ミスミソウ」を知っていますが、こちらは途中で読めなくなってしまいました。いじめの内容やセリフにリアリティがあって、気分が悪くなってしまったのです。

「復讐教室」はたくさんの偶然が彩菜の復讐を手助けし、しかも彩菜のことを好きな人がたくさんいて彼女の味方をします。

良い意味でリアリティが薄く、楽しめました。

本書にはいじめられっ子は復讐の方法を考えるのが、面白いというメッセージがあったのかもしれません。

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3.「温室デイズ」 瀬尾まいこ

元教員の著者が書くいじめの物語はヤンキーが暴れる理由も含めて、とてもリアリティがありました。

主に表紙の3人の物語です。

1人はいじめられっ子、1人は不登校児、1人はヤンキーです。

彼女等は現状を変えたく、温室で苦しみます。

温室とはいじめっ子は傷害と窃盗の罪を見逃してもらえて、いじめられっ子には逃げる場所がある中学生活を表しているのかもしれません。

いじめの終わり方といじめをしてても内申には関係ないという一文が印象的な一冊でした。

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今回は水っぽくしてしまって申し訳ないです。

最後にちょっといじめられっ子にもいじめっ子にもメッセージです。

聞いても聞かなくてもいいですし、このブログを読む方のほとんどは大人なので、届かない声なのでしょうが、夏休みが終わるこの時期はとても心配になってしまうのです。

僕は中学生の時は星新一さんの小説とサッカーボールをまっすぐに蹴ることに夢中でした。

中学生のうちは人を気にする暇がないくらい、夢中になれるものがあったらいいかもですね。忙しかったり、本を読んだりしてる間はいじめとは関係ない世界に浸ることができます。

人の目を気にし過ぎて良いことなどありゃしません。

できるだけ、人に迷惑をかける行為は控えましょう。

あと、傍観者の人。いじめっ子を助けても助けなくてもいいとは思うのですが、いじめに加担しないようにはしましょう。加担したら傍観者からいじめっ子になってしまいます。

もし、助けたいと思った時は自分に矛先が向かず、上手く状況を変える方法はいくらでもあります。多分。

結構味方をしてくれる大人は多いです。頭を使いましょう。状況を変えることができた人は将来社長になれるかもです。

最後、この文を読み返した僕の感想なのですが、特に役立つことは言えていませんね。

僕も傍観者のひとりです。