スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

天気の子 表

初の連載となる今回は新海誠さん著の「天気の子」の良かったところだけを集めた、表編だ。

「遊戯王」の表遊戯と闇遊戯みたいだ。正直言って辛口だけで終わらせることもできたのだが、ちょっとでもマイルドにしたいので、たくさんふざけたい。

 

まずは読み終えたことにホッとしている。

前作の「君の名は」は矛盾点が気になり、読み切ることができなかったからだ。(6月17日のブログで詳しく書いています。)

だけど、最終的にはモヤモヤとムカムカが残るものとなってしまった。

たくさん語りたいことがある小説は素晴らしいと言いたいところだが、正直言って怒りの方が強い。

それは新海誠さんの小説の書き方についてだ。

だが、今回は表編。さっそく良かったところを。

 

良かったところは「お天気ビジネス」だ。

本書の舞台は雨が降り続ける東京。

その中においてヒロインの陽菜は「彼女が祈れば晴れる100%の晴れ女」として、報酬をもらい、稼ぐ。

主人公の帆高とともに子どもだけで仕事をする様子はズッコケ三人組の「うわさのズッコケ株式会社」と通ずるものがあるが、「お天気ビジネス」もなかなか考えられていた。

ネットで依頼を受けて、クライアントとは現地で集合。晴れにすることができたら3400円とは良心的な値段で、かつ踏み倒しづらいだろう。

交通費について言及されていたらなお良かったが、事業拡大の際には報酬額を8〜10倍で設定し、強面で強い男を雇い、踏み倒し対策を万全にすればかなり稼げると感じた。

そういう小説ではないことはわかっているつもりだが、僕の関心はそこにあったのだ。物語としては陽菜に晴れ女の能力を使わせることにあった。

 

帆高のアルバイトも面白い。

それは社長や美人な先輩とともに超常現象を追うこと。

帆高たちは一部の人に大人気の雑誌「ムー」で取り上げてもらえるような、記事を書きたいと奔走する。

その仕事は、とても面白そうだ。

そのうちに「100%の晴れ女」を探し出すところから僕のイライラや不安は大きくなっていくのたが、それは次回で!

 

今回、本書を最後まで読むことができたのは、このブログを読んでくださる方がいたからに他ならない。

感謝を申し上げるとともに、謝罪もさせていただく。

裏の回ではさらに辛辣なことを書く予定だ。

傷つく人がいたら、申し訳ないのだが、このモヤモヤを外に出したい気持ちの方が上回る。

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