スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

ブログを始めて四ヶ月が経ちました

「ラットマン」 道尾秀介

 

一日一冊についてブログに書くということを始めて四ヶ月が経ちました。

いままで読んでくれた方、本当に感謝しています。

毎日読みたくなるようなブログを目指しています。ささいなことでもいいので、ご意見ご感想をお待ちしています。

最近ではカテゴリーを整理しています。ページの上部か下部にあるカテゴリーをタッチすると好きなジャンルの本を探せると思います。

SFが少ないのは僕の趣味です。あと時代小説を読んだことはありますが、まだ紹介していません。読みやすいものを教えてほしいです。

 

さて節目の時には道尾秀介さんの本を紹介しています。一ヶ月の時には気持ち悪い作風の作家で「向日葵の咲かない夏」は最悪だったと紹介しましたが、「ラットマン」は気持ち悪いけど、最高峰のミステリーです。

前回紹介した「シャドウ」も心理学の用語ですが、「ラットマン」も心理学の用語です。

道尾さんは心理学に精通しているのだと思います。僕の好みに合います。

ちなみに「ラットマン」とは、同じ絵でも横に並ぶ絵が違うと全く異なるものに見えてしまうというもの。僕たちは前後の刺激で結果が変わってしまうみたいです。

これだけではよく分かりませんが、謎を順に追っていくとどういうことか分かる仕組みになっています。

 

本書の主人公はバンドのギタリスト・姫川亮。

彼には姉を事故で亡くした過去があるが、これには謎が残されていて、彼は本当に事故死かどうかを疑っていた。

ある日バンドの練習中に不可解な事件に巻き込まれてしまう。

次々と明らかになるバンドメンバーの隠された素顔と亮の古い記憶。

どこから見るかによって二転三転するどんでん返しミステリー。

謎とは恋人が殺害された事件。亮が犯人を突き止めるかと思いきや思わぬ行動をとる。

流石は道尾秀介、簡単に理解できる作風ではない。

 

一番心に残った一文は今も胸に燻り続けている。

姫川は恋人との情事を思い返し、自分は常に避妊をしていたと確認する。が、あることから疑いを持ってしまった。

図書館でコンドームについて調べていると避妊の成功率は95%だと分かる。

《残りの5%というのは、いったい何なのだろう。

もしや5%というのは、人間の欺瞞、あるいは裏切りを示す数値なのではないだろうか。》

これは恐ろしい話だが実際にありそうだ。

この一文も事件に関わってくる。

 

さて今回はこんなところで終えます。

まだかろうじてネタは残っていますのでこれからもよろしくおねがいします!

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