スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

「わけあって絶滅しました。」 監修 今泉忠明

本書には自然によって絶滅した動物と人間が絶滅させてしまった動物が出てくる。

絶滅してしまった動物のコメントは愉快だが考えさせられることも多い。

例えばドードー鳥∧( 'Θ' )∧は飛べない上に警戒心も薄いから戦時中の人間にあって乱獲され、絶滅した。素手でも捕まえられるし、卵は地面に落ちているから実に獲りやすい。

のだが、「こうすりゃよかった」という欄があり、そこには卵を穴に隠すとか、もっと警戒心があったらと書いてある。

何ならカメの方が速いという絵も面白い。

絶滅させた人間だけの責任にしないのは僕の性に合っている。

 

あと面白いのはネアンデルタール人が絶滅したという話。

僕はネアンデルタール人からホモ・サピエンスに進化したと思ってきたがどうやら違うらしい。

彼らは闘ったのだろうか。それとも手を組んで生存しようとしたのだろうか。

壮大なる夢が広がる。過去に行きたくはないが、覗いてみたい。

 

他にもギガントピクスやメガテリウムなどの巨大生物の登場にテンションが上がる。もちろん恐竜や魚竜も大好きだ。

この手の本は動物のサイズが記載されている欄が一番楽しい。

メガテリウムは体長6m、体重2tのナマケモノだ。今、どこかにいたら生存競争には勝てないのだろうがパンダ並みの人気が出そうなかわいさだ。

 

さて最後にちょっと真面目な話をします。

この手の話で今でもニュースになるのは過激な保護活動で有名なシー・シェパード。

彼らは鯨を食べる日本人を許さないとばかりに捕鯨船を妨害してきました。

しかし彼らは日本人が鯨を食べるのが珍しいことと、鯨が増えすぎると生態系が壊れることについては考えてはいないように思います。

今まで人間は自然環境をたくさん壊したりもしましたが、その一方で守るための活動も多くしています。

なのでまずは知ることが大切だと思うのです。

木こりは木を切りますがそれは環境を破壊したいからではなく、人間と自然の共存のために木を切っているのです。

いつだってバランスとコントロールが大切だと思うので、何が自分にできるのか、考えていくことが大切なのだと思います。

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