ビジネス書の読み方について
「『いい質問』が人を動かす」 谷原誠
今回は僕が実践しているビジネス書の読み方を中心にお話しできればと思います。
ビジネス書とは自己啓発書やお金の増やし方、働き方や専門書のことだと考えて書いています。
そんなこと知ってるし、やってるよという人も多いと思いますが、新社会人になった人や、何か読まなきゃと思っている人をイメージして書きました。
せっかくの読書ですから楽しまなきゃ損です。というよりも読んでいて楽しくないビジネス書からは何も学べません。
それでも会社の意向で読まなきゃというときには表紙がかっこいいのを選んで部屋を彩るインテリアの一部と考えましょう。
僕は教員免許取得の関係で図書館で教育書をひたすらに読み続けたことがあります。
読む効率をあげたくて、速読の練習までしていました。
新生活や新しい業種に就いたときに良いビジネス書に出会えると成長できる気がします。
あとカバンにビジネス書を入れておくと背筋がシャキッとします(笑)
大前提としてビジネス書はたくさん読まなきゃというものではないです。
それよりも一冊これだ!と決めて何度も読み返して実践する方がいいです。
僕は色々な本を楽しみたい気持ちが勝り、学ぶ事は(覚えられたらいいなと思う事は)一冊につき一個と決めています。二個あれば、それは最高のビジネス書です。
読む本が決まったら筆者を尊敬する材料を集めましょう。
尊敬する人の言うことはちゃんと聴きたいという意識が働くと思います。
基本的に筆者は何かしらのスペシャリストなので、経験値が私の何十倍もあることでしょう。
あとは奥付を読んだり、ネットを使ったりして筆者のことを好きになればこちらの話しを聴く態勢が整います。
まだまだ準備は必要です。
ビジネス書を仮に学校の授業だと考えると、テストに出るところ(自分の為に生かしたいところ)を特に集中して聴きたいですよね。
授業を受ける前には予習をしておくと集中力の使いどころが分かります。
本で言うと目次です。目次から読んで何を学ぶか(学べるか)把握しておきましょう。
目次を読んでみて一番気になったところから読むのもありです!
あと先生は「ここはテストに出すからもう一度言うぞ」と言うことがあります。そう言われるとちゃんと聞こうと思えますよね。
本で言うとまえがきとあとがきです。大抵の場合ここにキーワードが書いてあります。
筆者はそこを中心にくりかえし教えてくれます。
読み始めたら楽しむことだけ考えてください。
この本読み終わったら大金持ちだとかバリバリ動けるビジネスマンだとかイメージするのも楽しいです。
実際にはそんなことありえないのですが、少しでも成長しようとするあなたはステキです(=^ェ^=)
長くなりましたが、こんなところです。
でも長々と書いておいてなんですが、読書にはルールなんてありません。
とにかく自分の身になる事だけ考えてください。筆者もそれを望んでいます。きっと。
気に入ったところを写真に撮ったり、破って持ち歩いたりしてもいいです(買って自分の本でやってくださいね)。
僕はついつい気になったページの端を折ってしまいます。そしてたまにそのページだけを読み返して一冊読み終えた気分に浸ります。
最後にこれだけは伝えたいです。
自分の意見や考えと真逆の事が書いてあったら気にした方がいいです。
そこはいつか役に立つ可能性があります。
本書はとても大切な自己啓発書になりました。
日頃の生活に生かしてることが二つあります。
一つは相手への礼儀として、なるべく相手に負担をかけないような質問を心がけることです。
相手が答えやすい質問を意識するようになりました。
もう一つは心の底から相手に興味を持って質問をすることです。
会話をする時に本書を意識する、ビジネス書として最高の効果を発揮してくれています。