スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

「ぜったい人に嫌われない技術」 内藤宣人

ようやく大型連休もおわりですね。

僕は今の本に囲まれている職場は好きなので休みが終わって嬉しいです。(本音ですよ。)

でも仕事が嫌だったり、会いたくない人がいたりと憂うつな人もいることかと思います。

今回は新しい人間関係が築かれつつあるこの時期にオススメの自己啓発書を紹介したいと思います。

 

タイトルはちょっとネガティブなイメージがありますが、どの項目もとても役に立ちます。

ぜったいに嫌われないとタイトルにあるものの「嫌われてもいい、ただし、その数はできるだけ少なくせよ」とあり、僕はここから筆者の嘘はつきたくない、嘘をつかれたと思われたくないという誠実さを感じました。

ただ、この本を学校で読んでいたら病んでるやつ扱いされたので皆さまはお気をつけてください。

 

「とにかくバカみたいに笑っていろ」という防御的な内容から「30分おきに大笑いできない人とは、関係を打ちきれ」という攻撃的な内容まである。

他にもそれができれば嫌われないどころか好かれる人になれるよねというテクニックが多数載っている。

10項目ほどをこなせれば職場や学校で重宝される人になるだろう。

 

僕が実践しているのは「小さな頼みごとでも、深々と頭を下げろ」だ。

頼みごとをする時には「ちょっと頼みたいことがあって」などと言ってはいけない。

それは相手を配慮した言い方ではない。

「すみません、ハサミを借りてもいいですか?」と借りた後には「ありがとうございました。」とていねい言う。「忙しいところ悪いけど、急ぎじゃないからこれ◯部コピーとってくれるかな。」などと相手を配慮した発言をする人は嫌われることはないだろう。

僕はこのことを社内の人と話すときに強く意識する。お礼を言う機会を作ることもできるからだ。

 

ただどうやったって合わない人もいるかもしれません。しかし、そのような人とも後の関係に活かせる方法も載っています。

これぞ、新生活にオススメの一冊です。

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