スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

石田衣良さんについて

「1ポンドの悲しみ」 石田衣良 石田衣良さんは「IWGP(池袋ウエストゲートパーク)」シリーズで有名な作家です。 若者や女性を中心に人気があるような気がします。 しかし、僕は石田衣良さんの本を十作以上は読んでいますが、あまり良い印象を抱けずにいたと…

「崩れる」 貫井徳郎

副題「結婚にまつわる八つの風景」 本書は結婚をテーマにしたダークな話を集めたミステリー短編集となっている。 怖い話が続くから本書のせいで僕の婚期が一年は遅れてしまった。 もし本書が大ヒットしていたら、少子化がますます進むことになるだろう! と…

小ばなしのタネ3選

今回は本の紹介というよりかは雑談のための本について書きます。皆さまにもぜひ使って欲しいです。 ①「動物キャラナビ」 大人気の占い本シリーズ。 すべての人は生年月日さえあれば、12種類の動物にタイプ分けすることができます。 ペガサスは動物じゃないと…

「容疑者Xの献身」 東野圭吾

以前に「ソウルケイジ」でも本書について少し触れましたが、やはり単独で書くべき作品だなと思いました。 本書は東野圭吾さんの最大級のヒット作で映画化もしています。 映画での福山雅治VS堤真一&松雪泰子は観ててどっちを応援したらいいのか分からなくなる…

「十角館の殺人」 綾辻行人

言わずと知れた本格ミステリーの最高峰! もう置いていない書店はないくらいの大ヒット小説です。 僕の中ではこの一文がすごいランキングの第1位です。 (このランキングがいつか権威をもつように頑張ります!) ミステリーにある程度慣れているとより楽しめ…

途中で読めなくなったしまった小説3選

主に③の「君の名は」についてが書きたかったことです。 皆さまの知恵と経験をお借りしたいので、コメントをお待ちしています。 ①「海辺のカフカ」 村上春樹 読書好きを自負するのならば村上春樹さんの小説を読まなければいけない!という使命感がありました…

「ズッコケ中年三人組 age43」 那須正幹

遂に僕が最もすごいと思ったミステリーの紹介です。 本書は年に数回しか推理しない僕を夢中にさせ、仕事中ずっとついて考えていたくらいにハマりました。 何度読んでも面白く、そういえばこの三人組は小学生の頃からたくさんの事件に巻き込まれていたなぁと…

「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」 作・浜田秀哉 ノベライズ・百瀬しのぶ

本書は学校にスクールロイヤー制度を導入し、弁護士の田口が奮闘するというもの。 大テーマとして、いじめ問題を法律で解決するというのがあったと思うが、しっかりと表現できていなかった部分は否めない。 というのも敵は強大すぎる上に問題は複雑だからだ…

「天才はあきらめた」 山里亮太

山里亮太さん結婚おめでとうございます 僕はいち早く彼がモテ男であることを知っていたので、メディアで美女と野獣みたいな扱いがおかしいと思っています。 過去のテレビで女性を誘うメール術の先生を務めていた山里亮太さん。 誘うときは「来週の金曜日、映…

「狼と兎のゲーム」 我孫子武丸

今週のお題「おとうさん」 我孫子武丸さんは「殺戮にいたる病」やゲームの脚本を務めた「かまいたちの夜」などが有名ですね。 本格ミステリだけでなく「人形シリーズ」では保育士と腹話術師の恋も書けるし、「速水三兄弟シリーズ」はコメディ色の強いミステ…

「動機」 横山秀夫 ②

以前に書いた「小説のジャンル分け」でも紹介しましたが、全然足りなかったなと思ったので、改めて書きます。 今回は初の試みとして一つ一つについて書いてみようと思います。 「動機」 警察署内で警察手帳が盗まれる話。 本書が発行されたのは2000年だが、…

小説のジャンル分け

「動機」 横山秀夫 ① 今回はそんなこと考えなくていいのにと思われそうな、退屈かもしれない話しを延々と続けますが、僕にとっては大切で大真面目に行なっていることを紹介させていただきます。 小説のジャンルについてです。 自分自身の傾向を知ることは未…

「天使の卵 -エンジェルズ・エッグ」 村山由佳

浪人生の歩太(あゆた)は8つ年上の精神科医に一目惚れをした。 ヒロインの春妃とは電車で出会い、その後は父のお見舞いに行ったときに話し、仲を育んできた。 様々な障害を乗り越えながら惹かれ合う二人は恋愛小説としては当然の展開なのだが、とても美しく…

「白球ガールズ」 赤澤竜也

本書は女子の硬式野球部の話です。 ソフトボールとは違うスポーツで、あまり認知されていない種目かもしれません。 ソフトボールはオリンピックがあるのに女子野球はオリンピックはないせいかもしれないですね。 2010年に女子プロ野球ができたので、今はとて…

ブログを開設して二ヶ月の挨拶と節目の時の道尾秀介

「シャドウ」 道尾秀介 一日一冊本の紹介をするというブログを書き始めて二ヶ月が経ちました。 友だちからは「バカじゃないの、三日に一冊にしなよ。」などと言われましたが、体力の続く限りと書いてしまったこともあってさらに続けていこうと思っています。…

「コンビニララバイ」 池永陽

この本を読んでいた当時、僕の夢はコンビニの店長になることでした。 伝説のコンビニが見つからなければ、自分で作ってしまえと考えていました(このネタを分かってくれる人はめったにいないです)。 ただこの頃はちょっとやる気が落ちていた時だったので本…

文庫X(「殺人犯はそこにいる」 清水潔)

副題「隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」 本書は文庫Xとして中身が見えない本として世に出てきました。 それでも大ヒットして、ノンフィクション作品の教科書として名が知れてるのは清水潔さんの力と執念のおかげなのだろうと思います。 僕は今でもこ…

「私の嫌いな10の言葉」 中島義道

中島先生は東大出身の哲学者で林修先生が尊敬する人物だ。 僕も中島先生が好きだが、それを先生に伝えてもきっと「好きにしろ」と言われるだけだろう。もしくは「うるさい!」かな。 林修先生は中島先生のことが分かるエピソードをバラエティ番組で話してい…

ブックカフェに行ってきました。

今週のお題「家で飲む」 「珈琲店タレーランの事件簿」 岡崎琢磨 副題 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を 最近、新宿のブックカフェに行ってきました。 珈琲が美味しいことに加え本と音楽に寄せられた人たちでにぎやかな雰囲気を作っていました。 内装は…

スポーツ小説の不朽の名作

「おっぱいバレー」 水野宗徳 最近は本当にありがたいことにこのブログを読んで下さる方が多くなってきたと感じています。 しかし、どうしてもこの本について書きたくなりました。 本書はスポーツ小説の中でも強くなりたいという気持ちが一番伝わってきたか…

「コンビニ人間」 村田沙耶香

先日参加した読書会でこの本を紹介する人がいて、「この主人公が変わってるんです」と言われたが、僕にはそうは思えなかった。 僕と本書の主人公はとても似ているからだ。 主人公は古倉恵子36歳。コンビニバイト歴18年。社会といえばコンビニでのバイトしか…

「体育館の殺人」 青崎有吾

学校には沢山の思い出が詰まっていて、本書のような学校を舞台にした小説は大好きです。 学生気分を味わうため、僕の頭の中で本文中の地味めなキャラに憑依するか、クラスメートAとして主人公の近くにいるとかして楽しんでいます。 本書では幽霊卓球部員に…

「告白」 湊かなえ

多数の映像化作品を持つ湊かなえさんは今や大御所の小説家といって間違いないのだろうと思う。 ただ、僕は読まず嫌いなのにも関わらず湊かなえさんの小説を避けてしまっていた。 実際本書を読んだのは映画化から数年後だった。 そして後悔した。もっと早く読…

「可愛い世の中」 山崎ナオコーラ

表紙がシンプルで可愛い本書は女四姉妹の話。 最初こそ姉妹四人でわいわいやる様子は姦しかったが、中頃から二女・草子の話だとわかる。 名前のセンスが独特なことも影響しているのか四姉妹はとても個性的で魅力がある。 長女は星、二女は草子、三女は豆子、…

東野圭吾さんとビートルズ

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」 東野圭吾 僕は東野圭吾さんにちょっと苦手意識があって、本書で東野圭吾さんとは数年ぶりの再会でした。 苦手意識の原因は明確で殺人事件の犯人を教えずに終わる小説があったからです。 これには怒りで数日間ぷんぷんしてしまいまし…

「キサラギ」 原作・古沢良太 ノベライズ・相田冬二

今週のお題「アイドルをつづる」 僕は今、はてなブログというところでブログを書かせていただいています。 そこでお題を募集していて、それがちょうど書きたい内容と一致していたので今回はアイドルが出てくる小説について書きます。 初めてのノベライズ本の…

「扉は閉ざされたまま」 石持浅海

僕の好きなドラマに「古畑任三郎」があります。 最初に犯人が分かっていて、だんだんと古畑警部に追い詰められていく様子がとても面白いです。 兄弟で見終わったあとに「古畑の前で犯罪をするのだけはやめておこう」などと話していました。 ドラマではこのタ…

「A マスコミが報道しなかったオウムの素顔」 森達也

本書の紹介は正直すごく難しい。内容が内容なだけに筆者も相当苦しんだみたいだ。苦しみの詳細は本書のいたるところで表されている。 著者はオウムの中から世間を見つめるというテーマでドキュメント映画を作っている。本書はその書籍版だ。 それらはオウム…

「水族館ガール」 木宮条太郎

水族館って良いですよね。 落ち着いた雰囲気に涼しい空気。でっかい蟹やマンボウの迫力、クラゲが作る幻想的な世界もとても良いですね。 僕は亀が大好きで亀が泳いでいてお腹を見せてくれたり、触ってもよかったりするとその場から動けなくなってしまいます…

「雪の鉄樹」 遠田潤子

本書(文庫版)の発売は2016年の4月だった。 それから一年後口コミがあったのかそれとも出版社の努力なのか大ヒットとなった。 僕はその時書店員で本書を必死に並べては売って補充の注文を出してという日々を過ごしていた。 本書を買う人は主にお母様がたば…