スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

こんな本屋があったら毎週通いたい

「金曜日の本屋さん」 名取佐和子 北関東にある本屋・金曜堂は読みたい本が見つかる本屋との噂がある。どんな本屋にせよ、色んな本との出会いはいつも楽しい。 店に入るとまず、驚く。 目力の強い、子どものような女性が大きな声で 「金曜堂へようこそー」と…

「放送禁止」 長江俊和

今週のお題「残暑を乗り切る」 皆様は放送禁止というドラマを知っていますか。 深夜砂嵐を1時間眺めていると画面に自分が映り、それは段々と年老いていき、最後には「お前は〇〇〇〇年〇月〇日、〇〇で死ぬ」とだけ話し、また砂嵐に戻ります。 そこまでを最…

天気の子 裏

「天気の子」 新海誠 初の連載となる今回は「天気の子」の問題点や疑問点が3つほど集めた裏編だ。 表で少しストーリーに触れているので、極力説明は省いた。 1つ目は伊坂幸太郎さんでさえ描かないような奇跡が多すぎることだ。 主人公の帆高は家出少年だ。…

天気の子 表

初の連載となる今回は新海誠さん著の「天気の子」の良かったところだけを集めた、表編だ。 「遊戯王」の表遊戯と闇遊戯みたいだ。正直言って辛口だけで終わらせることもできたのだが、ちょっとでもマイルドにしたいので、たくさんふざけたい。 まずは読み終…

あっと!驚くトリック3選

このトリックがすごい!小説を3つ集めました。 本自体にしかけがあるもの、もう見えているのに気づかなかったもの、などなど、少なくとも僕は驚いたトリックがあったものたちを紹介します。 1.「愚行録」 貫井徳郎 これは2017年に映画化されています。 内…

「岸辺露伴は叫ばない」 アンソロジー

本書の主人公はスマホで「きしべろはん」と打つとちゃんと「岸辺露伴」と漢字で出てくるほど、有名なキャラクターです。 そう、ジャンプで大人気だったジョジョってマンガのことだよおぉぉぉ!!! ジョジョを知らない人にもよおぉぉ、岸辺露伴を伝えるのが…

「MAMONO マモノ」 柴田哲孝

柴田哲孝さんは僕の大好きな作家さんです。 もしかしたら1番好きかもしれません。 作風としては新聞記者が書く動物パニックです。実際にあった事件も扱いながらフィクションとして、壮大な世界のエンターテイメントに仕上げます。 卓越した取材力と筆力で物…

「できなくたっていいじゃないか!」 監修 佐藤克文

副題「あきらめたいきもの事典」 今まで動物本をたくさん紹介してきましたので、今回は僕の動物本の楽しみ方を紹介したいと思います。 ポイントは大きく分けて3つです。 妄想話が続きますが、僕は普通の人間なので、希少な動物を見るような目では見ないで欲…

「悪人 下」 吉田修一

さて、続きです。 幕間で考えたところ、登場人物を深めていったら、本書の味が濃くなるのではないかと思いました。 ここからは主要登場人物を1人ずつ書いていきます。 ここからはネタバレが多数あります。 ⚪︎清水裕一 土木作業員の彼は風俗嬢を真剣に愛する…

とある営業マンとの攻防(「悪人 上」)

「悪人 上」 吉田修一 吉田修一さんはミステリ作家としてもトップランナーですが、僕は「女たちは二度遊ぶ」で出会いました。 こちらは女性の機微を的確でいて、情緒的に描いた名作でした。 吉田修一さんは人を書くのが天才的に上手いです。 しかし、本書は…

秋の楽しみと言えば,,,相棒

「杉下右京の事件簿」 碇卯人 まだまだ暑いものの暦の上では秋が近づいてきました。 読書の秋、食欲の秋、そして相棒の秋です。秋のドラマでは毎年、相棒が楽しみです。 皆様は歴代の相棒では誰がお好きでしょうか? 寺脇さんという意見が多い(僕調べ)中、…

大島優子さんと映画「てけてけ」

「悪の教典」 貴志祐介 今日のタイトルだけ見ると書籍は一切関係ないですね。今回紹介する書籍は「悪の教典」ですが、大島優子さんと悪の教典は少し、関わります。 なのでしばしお待ちいただいて、先に大島優子さんと彼女が主演の映画「てけてけ」について語…

過去一番で怒りが湧いた小説

「イノセント・デイズ」 早見和馬 「本書の帯には衝撃で3日間寝込みました。」と書いてありましたが、僕は怒りで3日間はぷりぷりしていました。 やるせないというかなんというか、死刑になった幸乃がとても許せなかったのです。 そんな時には本書のことを語…

「桜のような僕の恋人」 宇山圭佑

書店で働いていたときロングセラーだったのが、本書でした。 もう毎週のように集英社文庫の営業の方が、お店に来ては本書の素晴らしさを伝えにきました。 根負けした僕は、大量に取り寄せたところ爆発的なヒットはしませんでしたが、少しずつ売れ始め、定番…

「お迎えに上がりました。」 竹林七草

副題 「国土交通省国土政策局幽冥推進課」 タイトルが長いからという理由で本書を避けてきましたが、読んでみたら最高級のお仕事小説でした。 そんな理由で敬遠していたら、タイトルが長いラノベとかは読めなくなってしまいますね。以後気をつけます。 本書…

読書感想文を横山秀夫さんで

「誰でも書ける最高の読書感想文」 斎藤孝 「影踏み」 横山秀夫 新しい試みですが、読書感想文の書き方を斎藤孝先生に教わった僕が、「影踏み」についての感想文を書きたいと思います。 上手くできるか分からず震えているのは、当時夏休みの宿題で読書感想文…

アドラー心理学は世界を救えるか

「嫌われる勇気」 岸見一郎 古賀史健 大仰しいタイトルをつけてしまいましたが、心理学で世界を救うのは無理です。この世には心理学を知らない人の方が多いし、流派なるものが存在して心理学者同士でも争いがあるからです。 しかし、ものの見方を少し変える…

「ラッシュライフ」 伊坂幸太郎

初期の頃の伊坂作品の紹介です。正直この頃の伊坂作品が1番好きで、本書は何度も読みました。 多角的な視点を伊坂マークを使い描き、そして巧みな伏線の回収には毎度驚かされます。 毎回のように弱い者を主人公に添えますが、どこかで報われます。まるで、僕…

「その女アレックス」 ピエール・ルメートル

初めての外国文学、略して外文の紹介です。 本書はイギリスで大ヒットのカミーユ警部シリーズの第2弾です。 しかし、僕は本書を友だちにすすめられて買った為シリーズ第2弾から読むことになりました。 友だちも第2弾から読み始めていた上にそれに気づいてい…

「恋が生まれるご飯のために」 はあちゅう

タイトルに惹かれて購入したものの、当時はあちゅうさんが何者かはよくわかっていませんでした。 今でこそ作家さんだと知っていますが、当時は童貞に厳しい人という印象がありました。 彼女のSNSでの発言では「童貞というのは救いようのない病気なのだと悟っ…

ブログを始めて四ヶ月が経ちました

「ラットマン」 道尾秀介 一日一冊についてブログに書くということを始めて四ヶ月が経ちました。 いままで読んでくれた方、本当に感謝しています。 毎日読みたくなるようなブログを目指しています。ささいなことでもいいので、ご意見ご感想をお待ちしていま…

「私たちが星座を盗んだ理由」 北山猛邦

本書は表紙に似合わずミステリーの短編集です。著者の北山さんとは初めましてでしたが、多彩で表現力豊かな描写には驚かされました。 本書は5つの物語からできています。 4つ目の「終の童話」では登場人物たちは海外の方の名前を持っていました。 イタリアの…

「野ブタ。をプロデュース」 白岩玄

本書は一世を風靡したドラマの原作本です。 ドラマの野ブタは堀北真希さんが演じる女性でしたが、原作の野ブタは男です。 太っている上にパッとしない見た目の野ブタはいじめにあってしまいます。 そんな野ブタを変えてやろうと修二がプロデュースしていきま…

嵐の活動休止が近づいてきました。

「謎解きはディナーの後で」 東川篤哉 本の話はさて置いて、先に嵐の話をします。 嵐のデビュー時僕は小学生の高学年でした。 当時の僕は少し尖っていて「は?ジャニーズなんて女を食い物にするホストみたいなもんじゃん」などと言ってはTOKIOやV6が出てるド…

「わけあって絶滅しました。」 監修 今泉忠明

本書には自然によって絶滅した動物と人間が絶滅させてしまった動物が出てくる。 絶滅してしまった動物のコメントは愉快だが考えさせられることも多い。 例えばドードー鳥∧( 'Θ' )∧は飛べない上に警戒心も薄いから戦時中の人間にあって乱獲され、絶滅した。素…

初めて買ったラノベです。

「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」 井中だちま 本書は初めて買った本格的なラノベです。 勝った動機としては読書家を気取る者の務めとして色々なジャンルの本を読まねば!という気持ちが1割、異世界ものに興味があったのが2割、お母…

「ズッコケ中年三人組 age45」 那須正幹

僕の学生時代はズッコケ三人組に救われることが多くありました。 色々なことに挑戦し、または事件に巻き込まれようとも必死に試行錯誤を繰り返し、乗り越えてきた彼らに勇気付けられていました。 当時から筆者の那須正幹さんの書き方にも注目していました。 …

「ぶたぶた日記」 矢崎存美

こんなに豊かなファンタジー小説を読んだことがなかった。 もふもふのぶたぶたさんがかわいいのが最高だったが、ぶたぶたさんの周りにいる人も愛おしい。 僕はSFに苦手意識があったのだが、これなら読める。 物語はエッセイ教室に通う6人の男女(この中に…

「東大家庭教師の結果が出るノート術」 吉永賢一

東大ブームの勢いが凄いですね。僕も東大王は毎週楽しく見ています。 その中でも東大女子の鈴木光さんはプレバトにも出ていて素敵な俳句を作っているので凄いですね。 今、書店に行くと参考書や教育書のコーナーに東大と名のついた本をたくさん見つけられる…

「オトコの一理」 堂場瞬一

堂場瞬一さんは「アナザーフェイス」などの警察小説で有名です。僕も二巻までは読みました。 他にはスポーツ小説で有名です。元新聞記者だけあって筆が早いことでも有名です。 本書は堂場瞬一さんが愛用しているグッズについてのエッセイです。 やはり文章力…