スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

青春(スポーツ含む)

「女子的生活」 坂木司

面白すぎて一気読みでした。どの話もスリリングで少し怖さもありましたが。 本書の主人公はアパレルメーカーで働くみき。 みきは自分自身の男らしい部分を自覚しつつも華やかな女子的生活を送りたくて上京してきた。 本書はそんなみきが生きづらい社会で奮闘…

小説の人物に恋をしました。

「ソロモンの犬」 道尾秀介 今までにたくさんの本を読み、数多くの女性に出会ってきましたが、本気で好きになったのは本書に出てくる羽住智佳だけでした。と言うと気持ち悪がられるかもしれませんが、本書はミステリー小説にもかかわらず、羽住に恋をした僕…

「イン・ザ・プール」 奥田英朗

僕には一時期カウンセラーになろうと本気で勉強していた時期があり、実際にカウンセラー養成学校に通っていたことがあります。 途中で「カウンセラーとは生き方のことで職業のことではない!」と考え(かっこいいことを言いたかっただけで実際には色んな理由…

「老後の資金がありません」 垣谷美雨

皆さまは老後の資金は貯めていますか? 僕はまだ貯められていません。考えたこともないくらいです。 年金制度に頼りたいという気持ちは薄いものの全くもらえないのは嫌です。 まだ僕のまわりには備えていない人の方が多い気がするのですが、それは僕がまだ世…

「俺、猫だけど夏目さんを探しています。」 白野こねこ

写真が残っていたら公開したかったのですが、実家で飼っていた黒猫のくまは世界一美しい猫でした。 長い睫毛と切れ長の目、人を寄せ付けない雰囲気を持ちつつも寒い時は甘えてくるツンデレさんでもありました。 それに加え、胸元と足の付け根に白い毛が生え…

「白球ガールズ」 赤澤竜也

本書は女子の硬式野球部の話です。 ソフトボールとは違うスポーツで、あまり認知されていない種目かもしれません。 ソフトボールはオリンピックがあるのに女子野球はオリンピックはないせいかもしれないですね。 2010年に女子プロ野球ができたので、今はとて…

「コンビニララバイ」 池永陽

この本を読んでいた当時、僕の夢はコンビニの店長になることでした。 伝説のコンビニが見つからなければ、自分で作ってしまえと考えていました(このネタを分かってくれる人はめったにいないです)。 ただこの頃はちょっとやる気が落ちていた時だったので本…

スポーツ小説の不朽の名作

「おっぱいバレー」 水野宗徳 最近は本当にありがたいことにこのブログを読んで下さる方が多くなってきたと感じています。 しかし、どうしてもこの本について書きたくなりました。 本書はスポーツ小説の中でも強くなりたいという気持ちが一番伝わってきたか…

「コンビニ人間」 村田沙耶香

先日参加した読書会でこの本を紹介する人がいて、「この主人公が変わってるんです」と言われたが、僕にはそうは思えなかった。 僕と本書の主人公はとても似ているからだ。 主人公は古倉恵子36歳。コンビニバイト歴18年。社会といえばコンビニでのバイトしか…

「億男」 川村元気

初対面の人と話すときはとても緊張しますが、何とか会話を繋げようとすることがあります。 その時に「三億円当たったらどうする?」と聞くとなかなか盛り上がりその人のことを少し知った気持ちになります。 みんな答えが違っていて(貯金と言う人が多い)面…

「チルドレン」 伊坂幸太郎

僕は小学校の教員免許を持っていて、今までに色々な子や親御さんに面白い小説の話をしてきました。 (勝手にではありますが、司書の先生と仲良くなり、図書室の番人みたいなことをしていました。) もちろん相手の興味に合わせておすすめしますが、本書をす…

「NNNからの使者 猫だけが知っている」 矢崎存美

これぞ猫好きの人が買わされてしまう小説。 もう読んでるときはニヤニヤしっぱなしで外で読むのを控えたほど楽しかった! 随所に遊び心があって、 まずはNNNの読み方。これはねこねこネットワークとも読むが、ぬこぬこネットワークとも読む。 なにがぬこぬこ…

僕のグルメ本

「妖怪アパートの幽雅な日常」 香月日輪 本書は学校の図書室に置かれがち。 さわやかだけじゃない若者の複雑な心境も扱うところが妙な味を出している。 主人公の夕士は進学にあたり妖怪アパートに住むことになった。 そこでは妖怪や除霊師たちとの生活を共に…

「ふたえ」 白河三兎

令和になりましたね。これからも素晴らしい本とたくさん出会えると思うとワクワクします。 また、このブログを通じて出会えた人に心から感謝致します。 さて本書は令和に切り替わったと同時くらいに読み終えた。令和の最初にこの本を読めていてとてもラッキ…

「陰日向に咲く」 劇団ひとり

この小説とは高校生の時に出会って以来、転職や失恋のたびに読んでいる大切な一冊だ。 映画もとても良かったが、小説の方が数倍楽しめる。 何より劇団ひとり先生の筆力がすごい。今までたくさんの芸人が書いた小説を読んできたがそのどれもが「俺はこんな素…