スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

映画

「ちょっと今から仕事やめてくる」 北川恵海

早めに言っておきますが、僕は今の仕事をやめる気はありませんよ。 今の職場は働く人も職務内容もまったく不満はありません。 通勤に90分はかかるものの、電車は終点から終点まで乗れるのでよい読書タイムにできています。 さて本書は角川メディアワークス文…

熊には気をつけて

ぶたぶたシリーズに今頃ハマってしまい、何故か熊について書きたくなりました。 熊って不思議な動物ですよね。 ヒグマは恐ろしい。プーさんはかわいい。シロクマは動物園のスターです熊園では熊同士の小競り合いに客が目をキラキラとさせています。 今回は熊…

「忍びの国」 和田竜

本書は大野智殿が大将で映画化も果たしまして候。 とても愉快なり。褒美を与えたもう。 と無理矢理に昔の言葉を使おうとしても学が無いのがバレるだけですね。 今回は初めて時代小説について書きます。 正直、この分野には苦手意識があって、今までは宮部み…

一癖のある恋愛小説 5選

今回は設定に工夫のある恋愛小説を集めました。 今のうちに言っておきたいのは、ややこしい設定があるものはちょっと疲れてしまいます。 「コーヒーが冷めないうちに」は5つのルールを覚えようと頑張りすぎて疲れてしまいました。 恋愛小説を読むときは難し…

いじめ ダメ 絶対! 3選

今回は僕の考えから始めます。いじめ問題についてです。 タイトルでも使っておいてなんですが、いじめという言葉はできれば、使いたくないです。 これは大人が作った言葉で最近になってようやく定義付けがなされた言葉です。 教室で起きている一件一件の事案…

天気の子 裏

「天気の子」 新海誠 初の連載となる今回は「天気の子」の問題点や疑問点が3つほど集めた裏編だ。 表で少しストーリーに触れているので、極力説明は省いた。 1つ目は伊坂幸太郎さんでさえ描かないような奇跡が多すぎることだ。 主人公の帆高は家出少年だ。…

天気の子 表

初の連載となる今回は新海誠さん著の「天気の子」の良かったところだけを集めた、表編だ。 「遊戯王」の表遊戯と闇遊戯みたいだ。正直言って辛口だけで終わらせることもできたのだが、ちょっとでもマイルドにしたいので、たくさんふざけたい。 まずは読み終…

あっと!驚くトリック3選

このトリックがすごい!小説を3つ集めました。 本自体にしかけがあるもの、もう見えているのに気づかなかったもの、などなど、少なくとも僕は驚いたトリックがあったものたちを紹介します。 1.「愚行録」 貫井徳郎 これは2017年に映画化されています。 内…

「岸辺露伴は叫ばない」 アンソロジー

本書の主人公はスマホで「きしべろはん」と打つとちゃんと「岸辺露伴」と漢字で出てくるほど、有名なキャラクターです。 そう、ジャンプで大人気だったジョジョってマンガのことだよおぉぉぉ!!! ジョジョを知らない人にもよおぉぉ、岸辺露伴を伝えるのが…

「悪人 下」 吉田修一

さて、続きです。 幕間で考えたところ、登場人物を深めていったら、本書の味が濃くなるのではないかと思いました。 ここからは主要登場人物を1人ずつ書いていきます。 ここからはネタバレが多数あります。 ⚪︎清水裕一 土木作業員の彼は風俗嬢を真剣に愛する…

とある営業マンとの攻防(「悪人 上」)

「悪人 上」 吉田修一 吉田修一さんはミステリ作家としてもトップランナーですが、僕は「女たちは二度遊ぶ」で出会いました。 こちらは女性の機微を的確でいて、情緒的に描いた名作でした。 吉田修一さんは人を書くのが天才的に上手いです。 しかし、本書は…

秋の楽しみと言えば,,,相棒

「杉下右京の事件簿」 碇卯人 まだまだ暑いものの暦の上では秋が近づいてきました。 読書の秋、食欲の秋、そして相棒の秋です。秋のドラマでは毎年、相棒が楽しみです。 皆様は歴代の相棒では誰がお好きでしょうか? 寺脇さんという意見が多い(僕調べ)中、…

大島優子さんと映画「てけてけ」

「悪の教典」 貴志祐介 今日のタイトルだけ見ると書籍は一切関係ないですね。今回紹介する書籍は「悪の教典」ですが、大島優子さんと悪の教典は少し、関わります。 なのでしばしお待ちいただいて、先に大島優子さんと彼女が主演の映画「てけてけ」について語…

過去一番で怒りが湧いた小説

「イノセント・デイズ」 早見和馬 「本書の帯には衝撃で3日間寝込みました。」と書いてありましたが、僕は怒りで3日間はぷりぷりしていました。 やるせないというかなんというか、死刑になった幸乃がとても許せなかったのです。 そんな時には本書のことを語…

読書感想文を横山秀夫さんで

「誰でも書ける最高の読書感想文」 斎藤孝 「影踏み」 横山秀夫 新しい試みですが、読書感想文の書き方を斎藤孝先生に教わった僕が、「影踏み」についての感想文を書きたいと思います。 上手くできるか分からず震えているのは、当時夏休みの宿題で読書感想文…

「ラッシュライフ」 伊坂幸太郎

初期の頃の伊坂作品の紹介です。正直この頃の伊坂作品が1番好きで、本書は何度も読みました。 多角的な視点を伊坂マークを使い描き、そして巧みな伏線の回収には毎度驚かされます。 毎回のように弱い者を主人公に添えますが、どこかで報われます。まるで、僕…

嵐の活動休止が近づいてきました。

「謎解きはディナーの後で」 東川篤哉 本の話はさて置いて、先に嵐の話をします。 嵐のデビュー時僕は小学生の高学年でした。 当時の僕は少し尖っていて「は?ジャニーズなんて女を食い物にするホストみたいなもんじゃん」などと言ってはTOKIOやV6が出てるド…

中野にオシャレなカフェがありました。

「コーヒーが冷めないうちに」 川口俊和 先日行った中野のカフェは落ち着いた雰囲気があって読書に最適な場所でした。 右の写真はココアブレッドという名前でした。 温かいパンのサクサクとバニラアイスのしっとりを別々に食べたいと思ってしまった僕はあま…

「百瀬、こっちを向いて。」 中田永一

中田永一さんとは初めましてでしたが、ちょっと陰があるけどさわやかな恋愛短編集でした。 背表紙のあらすじにはみずみずしいとあったものの僕ならば一言付け足します。 みずみずしく、痛い恋愛小説だ と。 ここからは一話ずつ特に気に入った一文を中心に書…

「グラスホッパー」 伊坂幸太郎

なんと豊かな殺し屋小説なことか。もう何度読んだかわからないくらいに好きな一冊だ。 伊坂幸太郎さんらしさが存分に発揮されているのである。 巨大な悪、個性豊かな殺し屋たち、悲運な主人公、伊坂マークによる場面転換、ジャッククリスピンによる名言、巧…

「笑う警官」 佐々木譲

最近は吉本興業がゴタゴタしてて世間を賑わせていますね。 僕も炎上したくないので、深くは語りませんが宮迫さんの演技が好きだったのでもうテレビに出ないとなると寂しく思います。 本書は映画化していて宮迫さんも津久井刑事役で出ています。 本書の舞台は…

この一文が!! 3選

この一文がすごいランキング(僕が作ったランキングです。)第一位は「十角館の殺人」ですが、他にも多数の「この一文がすごい」本があります。 その他の二冊にこの一文で読めなくなった本を加えて三冊を紹介させていただきます。 「僕は奇跡しか起こせない…

「人のセックスを笑うな」 山崎ナオコーラ

この本を学生時代に手に入れた僕はなんと学校で読んでいました。ただ図書室の誰の目にも触れないところでですが。 学校で一人になれる場所を持っているのは読書家あるあるだと考えるのは僕だけでしょうか。 ちょっとエッチな話を期待していたのは確かですが…

「感情8号線」 畑野智美

僕は東京の中野出身なので、環状8号線とは縁が深い。特に本書にでてくる荻窪や高円寺は住んでいたこともあるくらいだ。 色々な恋愛短編集がある中で土地に注目する小説は珍しい。 本書は幸せへ遠回りしてしまう女性たちの話を集めた短編集となっている。 語…

海といえばこの小説!

今週のお題「海」 「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? 」 原作 岩井俊二 著 大根仁 本書は2017年にアニメ映画化したもののノベライズ版です。どうしても映画やその原作となったドラマの「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? 」の話を避けて…

「ゴールデンスランバー」 伊坂幸太郎

今週のお題「わたしの好きな歌」 ゴールデンスランバーは訳すと黄金の眠りという意味です。伊坂幸太郎さんが好きそうな言葉ですね。このタイトルでビートルズが歌っています。 堺雅人さんが主演で映画化もされたことで有名な小説です。主題歌には斉藤和義さ…

「イン・ザ・プール」 奥田英朗

僕には一時期カウンセラーになろうと本気で勉強していた時期があり、実際にカウンセラー養成学校に通っていたことがあります。 途中で「カウンセラーとは生き方のことで職業のことではない!」と考え(かっこいいことを言いたかっただけで実際には色んな理由…

綿矢りささんについてだが、時々鬼束ちひろや神木隆之介くんが出てくる

「インストール」 綿矢りさ 今回は問題作になりそうですが、勢いで書き上げています。 「インストール」の小説は20年近く前に読んだのですが、当時の僕には難しすぎてあまり理解できていませんでした。 それでも雰囲気の良い小説だったなぁという印象だけが…

「容疑者Xの献身」 東野圭吾

以前に「ソウルケイジ」でも本書について少し触れましたが、やはり単独で書くべき作品だなと思いました。 本書は東野圭吾さんの最大級のヒット作で映画化もしています。 映画での福山雅治VS堤真一&松雪泰子は観ててどっちを応援したらいいのか分からなくなる…

「アヒルと鴨のコインロッカー」 伊坂幸太郎

僕が一番好きな映画の原作です。 ツタヤで毎年のように貸し出しランキングに入ってたりもします。 もうセリフを覚えちゃうくらい観ました。 「さんはいらない。その方が親しく見えるだろ」とか「広辞苑を盗まないか」とか「裏口から悲劇は起こる」とかは日常…