スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

ミステリー

ブログを始めてはや五ヶ月です。

「龍神の雨」 道尾秀介 皆さまの応援のおかげで一日一冊、本について書くというブログを始めて今日で五ヶ月が経ちました。 読んでくださった方、本当に感謝しています。 最近では何が面白いのかを考える日々が続いています。 自問自答の日々ですね。答えは出…

熊には気をつけて

ぶたぶたシリーズに今頃ハマってしまい、何故か熊について書きたくなりました。 熊って不思議な動物ですよね。 ヒグマは恐ろしい。プーさんはかわいい。シロクマは動物園のスターです熊園では熊同士の小競り合いに客が目をキラキラとさせています。 今回は熊…

「ゴルゴタ」 深見真

本書は2010年に発売されましたが、重版し続けて、赤字が目立つ帯で「手加減一切なし!」と大きく書かれているものが未だに平積みされている本です。 そこには国家VSたった独りの日本人ともあることから、僕は勝手にリーガルミステリーを想像していました。 …

「砂漠」 伊坂幸太郎

僕の中で青春小説といえばこれです! ミステリー要素あり、敵との戦いあり、友情・恋愛物語あり、ギャグあり、そして超能力ありです^_^ そのどれもがとても魅力的に描かれている様はとても感動的です。 つまらない話しかしないはずの学長の話も有り難く思え…

「ケモノの城」 誉田哲也

これは実話を基にしたフィクションです。 とは書かれていないのだが、北九州で起こったあの事件のことだとはすぐにわかった。 北九州監禁殺人事件はたくさんの被害者を出し、今なお真相が明らかになったとは言い切れない。 語るに恐ろしく、あまりにおぞまし…

「誰も僕を裁けない」 早坂吝

カテゴリーをミステリーとしましたが、付け加えるとしたら官能です。 僕はオープンなエロではないので、官能小説を◯冊持っているなんて書けません。 草凪優さんや沢里裕二さんが好きなんてバレたくありません。 はっ!ごほっごほっ、一段落目はなかったこと…

「月の扉」 石持浅海

本書は僕が尊敬する作家である石持浅海先生の出世作です。 石持浅海先生の作風を僕が大好きなゲーム・実況パワフルプロ野球風にステータスで表すと、 ターゲット層の広さ:B 文章力(奥深さ) :A スピード感 :C 動機の設定 :B 論理的思考力 :A ※上か…

こんな本屋があったら毎週通いたい

「金曜日の本屋さん」 名取佐和子 北関東にある本屋・金曜堂は読みたい本が見つかる本屋との噂がある。どんな本屋にせよ、色んな本との出会いはいつも楽しい。 店に入るとまず、驚く。 目力の強い、子どものような女性が大きな声で 「金曜堂へようこそー」と…

あっと!驚くトリック3選

このトリックがすごい!小説を3つ集めました。 本自体にしかけがあるもの、もう見えているのに気づかなかったもの、などなど、少なくとも僕は驚いたトリックがあったものたちを紹介します。 1.「愚行録」 貫井徳郎 これは2017年に映画化されています。 内…

「岸辺露伴は叫ばない」 アンソロジー

本書の主人公はスマホで「きしべろはん」と打つとちゃんと「岸辺露伴」と漢字で出てくるほど、有名なキャラクターです。 そう、ジャンプで大人気だったジョジョってマンガのことだよおぉぉぉ!!! ジョジョを知らない人にもよおぉぉ、岸辺露伴を伝えるのが…

「MAMONO マモノ」 柴田哲孝

柴田哲孝さんは僕の大好きな作家さんです。 もしかしたら1番好きかもしれません。 作風としては新聞記者が書く動物パニックです。実際にあった事件も扱いながらフィクションとして、壮大な世界のエンターテイメントに仕上げます。 卓越した取材力と筆力で物…

「悪人 下」 吉田修一

さて、続きです。 幕間で考えたところ、登場人物を深めていったら、本書の味が濃くなるのではないかと思いました。 ここからは主要登場人物を1人ずつ書いていきます。 ここからはネタバレが多数あります。 ⚪︎清水裕一 土木作業員の彼は風俗嬢を真剣に愛する…

とある営業マンとの攻防(「悪人 上」)

「悪人 上」 吉田修一 吉田修一さんはミステリ作家としてもトップランナーですが、僕は「女たちは二度遊ぶ」で出会いました。 こちらは女性の機微を的確でいて、情緒的に描いた名作でした。 吉田修一さんは人を書くのが天才的に上手いです。 しかし、本書は…

秋の楽しみと言えば,,,相棒

「杉下右京の事件簿」 碇卯人 まだまだ暑いものの暦の上では秋が近づいてきました。 読書の秋、食欲の秋、そして相棒の秋です。秋のドラマでは毎年、相棒が楽しみです。 皆様は歴代の相棒では誰がお好きでしょうか? 寺脇さんという意見が多い(僕調べ)中、…

大島優子さんと映画「てけてけ」

「悪の教典」 貴志祐介 今日のタイトルだけ見ると書籍は一切関係ないですね。今回紹介する書籍は「悪の教典」ですが、大島優子さんと悪の教典は少し、関わります。 なのでしばしお待ちいただいて、先に大島優子さんと彼女が主演の映画「てけてけ」について語…

過去一番で怒りが湧いた小説

「イノセント・デイズ」 早見和馬 「本書の帯には衝撃で3日間寝込みました。」と書いてありましたが、僕は怒りで3日間はぷりぷりしていました。 やるせないというかなんというか、死刑になった幸乃がとても許せなかったのです。 そんな時には本書のことを語…

読書感想文を横山秀夫さんで

「誰でも書ける最高の読書感想文」 斎藤孝 「影踏み」 横山秀夫 新しい試みですが、読書感想文の書き方を斎藤孝先生に教わった僕が、「影踏み」についての感想文を書きたいと思います。 上手くできるか分からず震えているのは、当時夏休みの宿題で読書感想文…

「ラッシュライフ」 伊坂幸太郎

初期の頃の伊坂作品の紹介です。正直この頃の伊坂作品が1番好きで、本書は何度も読みました。 多角的な視点を伊坂マークを使い描き、そして巧みな伏線の回収には毎度驚かされます。 毎回のように弱い者を主人公に添えますが、どこかで報われます。まるで、僕…

「その女アレックス」 ピエール・ルメートル

初めての外国文学、略して外文の紹介です。 本書はイギリスで大ヒットのカミーユ警部シリーズの第2弾です。 しかし、僕は本書を友だちにすすめられて買った為シリーズ第2弾から読むことになりました。 友だちも第2弾から読み始めていた上にそれに気づいてい…

ブログを始めて四ヶ月が経ちました

「ラットマン」 道尾秀介 一日一冊についてブログに書くということを始めて四ヶ月が経ちました。 いままで読んでくれた方、本当に感謝しています。 毎日読みたくなるようなブログを目指しています。ささいなことでもいいので、ご意見ご感想をお待ちしていま…

「私たちが星座を盗んだ理由」 北山猛邦

本書は表紙に似合わずミステリーの短編集です。著者の北山さんとは初めましてでしたが、多彩で表現力豊かな描写には驚かされました。 本書は5つの物語からできています。 4つ目の「終の童話」では登場人物たちは海外の方の名前を持っていました。 イタリアの…

嵐の活動休止が近づいてきました。

「謎解きはディナーの後で」 東川篤哉 本の話はさて置いて、先に嵐の話をします。 嵐のデビュー時僕は小学生の高学年でした。 当時の僕は少し尖っていて「は?ジャニーズなんて女を食い物にするホストみたいなもんじゃん」などと言ってはTOKIOやV6が出てるド…

「ズッコケ中年三人組 age45」 那須正幹

僕の学生時代はズッコケ三人組に救われることが多くありました。 色々なことに挑戦し、または事件に巻き込まれようとも必死に試行錯誤を繰り返し、乗り越えてきた彼らに勇気付けられていました。 当時から筆者の那須正幹さんの書き方にも注目していました。 …

「グラスホッパー」 伊坂幸太郎

なんと豊かな殺し屋小説なことか。もう何度読んだかわからないくらいに好きな一冊だ。 伊坂幸太郎さんらしさが存分に発揮されているのである。 巨大な悪、個性豊かな殺し屋たち、悲運な主人公、伊坂マークによる場面転換、ジャッククリスピンによる名言、巧…

「警視庁53教場」 吉川英梨

学園ものが好きです!と声を大にして言える僕ですが、本書はちょっと捻っていてそれが一層面白くさせていました。 「教場」は長岡弘樹さんの大ヒット作となりましたが、これはジャンル分けとしては難しいものでした。 警察小説とする人が多いですが、僕は最…

「臨床真理」 柚月裕子

特殊能力っていいですよね! テレキネシス、テレパシー、瞬間移動。今ドラマでやっている「ボイス」にでている真木よう子さんは超聴力の持ち主です。 時を止める能力とかもいいですが、現実的な能力もかっこいいです。 視力5.0とか絶対音感とか瞬間記憶能力…

「笑う警官」 佐々木譲

最近は吉本興業がゴタゴタしてて世間を賑わせていますね。 僕も炎上したくないので、深くは語りませんが宮迫さんの演技が好きだったのでもうテレビに出ないとなると寂しく思います。 本書は映画化していて宮迫さんも津久井刑事役で出ています。 本書の舞台は…

「サウスポー・キラー」 水原秀策

水原秀策さんはこのミス大賞でデビューして今や僕の中でこの作家さんの作品は全て持っておきたいリストに入っています。 水原秀策さんを一言でいうとプロフェッショナルです。 プロの作家という意味ではもちろんなくてプロを描くことが得意な作家さんです。 …

映画化するならぜひこの人に

「消える密室の殺人 猫探偵正太郎上京」 柴田よしき このシリーズは現在七冊出ていて、内五冊は短編です。 あらゆる猫小説の中で僕が一番好きなシリーズです。 正太郎(黒猫)の飼い主が正太郎の名前をちゃんと覚えていないというところにユーモアのセンスを…

「デッドウォーター」 永瀬隼介

本書は以前に紹介した『19歳 一家四人惨殺犯の告白』の続編とも言える内容です。 そんなわけで『19歳〜』の復習です。 『19歳〜』は死刑囚の正体に迫ったノンフィクションでした。著者の永瀬さんは獄中インタビューや手紙で犯人の心情を明かしていくものの最…