スーパーノヴァの読書日記

主に本について書いています。たまにドラマや音楽や映画についても語ります。気軽にコメントいただけたら幸いです。

ドラマ

「最後の証人」 柚月裕子

感涙必至のリーガルミステリーの紹介です。 本書は佐方貞人シリーズとしてドラマ化もしています。あのドラマもとても良かったです。 主演は上川隆也さん。落ち着いた演技と渋い声が検事にぴったりな感じがしました。 ドラマ2回目の「検事の死命」は痴漢事件…

裁判員裁判を昔話でやってみました

「昔話法廷」 NHK Eテレ「昔話法廷」制作班 編 今井雅子 原作 イマセン 法律監修 タイトルをユーチューブっぽくしてみました。 本書は裁判員裁判を昔話に当てはめて行ったものではなく、昔話の世界には裁判があってそこで行われた裁判記録です。 1時間かか…

「放送禁止」 長江俊和

今週のお題「残暑を乗り切る」 皆様は放送禁止というドラマを知っていますか。 深夜砂嵐を1時間眺めていると画面に自分が映り、それは段々と年老いていき、最後には「お前は〇〇〇〇年〇月〇日、〇〇で死ぬ」とだけ話し、また砂嵐に戻ります。 そこまでを最…

秋の楽しみと言えば,,,相棒

「杉下右京の事件簿」 碇卯人 まだまだ暑いものの暦の上では秋が近づいてきました。 読書の秋、食欲の秋、そして相棒の秋です。秋のドラマでは毎年、相棒が楽しみです。 皆様は歴代の相棒では誰がお好きでしょうか? 寺脇さんという意見が多い(僕調べ)中、…

アドラー心理学は世界を救えるか

「嫌われる勇気」 岸見一郎 古賀史健 大仰しいタイトルをつけてしまいましたが、心理学で世界を救うのは無理です。この世には心理学を知らない人の方が多いし、流派なるものが存在して心理学者同士でも争いがあるからです。 しかし、ものの見方を少し変える…

「私たちが星座を盗んだ理由」 北山猛邦

本書は表紙に似合わずミステリーの短編集です。著者の北山さんとは初めましてでしたが、多彩で表現力豊かな描写には驚かされました。 本書は5つの物語からできています。 4つ目の「終の童話」では登場人物たちは海外の方の名前を持っていました。 イタリアの…

「野ブタ。をプロデュース」 白岩玄

本書は一世を風靡したドラマの原作本です。 ドラマの野ブタは堀北真希さんが演じる女性でしたが、原作の野ブタは男です。 太っている上にパッとしない見た目の野ブタはいじめにあってしまいます。 そんな野ブタを変えてやろうと修二がプロデュースしていきま…

嵐の活動休止が近づいてきました。

「謎解きはディナーの後で」 東川篤哉 本の話はさて置いて、先に嵐の話をします。 嵐のデビュー時僕は小学生の高学年でした。 当時の僕は少し尖っていて「は?ジャニーズなんて女を食い物にするホストみたいなもんじゃん」などと言ってはTOKIOやV6が出てるド…

「女子的生活」 坂木司

面白すぎて一気読みでした。どの話もスリリングで少し怖さもありましたが。 本書の主人公はアパレルメーカーで働くみき。 みきは自分自身の男らしい部分を自覚しつつも華やかな女子的生活を送りたくて上京してきた。 本書はそんなみきが生きづらい社会で奮闘…

「神様からひと言」 荻原浩

僕の中でお仕事小説と言えばこれです。 荻原浩さんは元会社員で元コピーライターとだけあって言葉の使い方と会社にいそうな人の描き方がお見事です。 本書ではそんな荻原浩さんがたどっていた道を深く味わうことができます。 というよりかは荻原浩さんが会社…

密室と聞くとドキドキしませんか?

「櫻子さんの足元には死体が埋まっている」 太田詩織 今までに密室が出てくるミステリーをたくさん読みましたが、本書では密室殺人を強く否定していたので印象に残っています。 密室殺人を扱う小説は数多くありますが、その多くが飛行機内や孤島など巨大な密…

「これは経費で落ちません!②」 青木裕子

このシリーズは今5巻まで出ています。 漫画化されたことは知っていたもののドラマ化も決定したとの情報を入手しました。 主人公の森若さん(27才)は経理部で真面目に働く女の子で、不正は絶対に許さない!という正義感は無く帳簿さえ合っていれば見逃すかわ…

「イン・ザ・プール」 奥田英朗

僕には一時期カウンセラーになろうと本気で勉強していた時期があり、実際にカウンセラー養成学校に通っていたことがあります。 途中で「カウンセラーとは生き方のことで職業のことではない!」と考え(かっこいいことを言いたかっただけで実際には色んな理由…

「ON 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子」 内藤了

波瑠さんを主演にドラマ化もしましたね。 ドラマの初回で凄惨なシーンを流したとしてBPO(放送倫理番組向上機構)から注意されたのが記憶に新しいです。 確かに凄惨なシーンでしたが、事件の異常性をテーマにするのには効果的すぎました。 奇妙で凄惨な自死…

「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」 作・浜田秀哉 ノベライズ・百瀬しのぶ

本書は学校にスクールロイヤー制度を導入し、弁護士の田口が奮闘するというもの。 大テーマとして、いじめ問題を法律で解決するというのがあったと思うが、しっかりと表現できていなかった部分は否めない。 というのも敵は強大すぎる上に問題は複雑だからだ…

「扉は閉ざされたまま」 石持浅海

僕の好きなドラマに「古畑任三郎」があります。 最初に犯人が分かっていて、だんだんと古畑警部に追い詰められていく様子がとても面白いです。 兄弟で見終わったあとに「古畑の前で犯罪をするのだけはやめておこう」などと話していました。 ドラマではこのタ…

「水族館ガール」 木宮条太郎

水族館って良いですよね。 落ち着いた雰囲気に涼しい空気。でっかい蟹やマンボウの迫力、クラゲが作る幻想的な世界もとても良いですね。 僕は亀が大好きで亀が泳いでいてお腹を見せてくれたり、触ってもよかったりするとその場から動けなくなってしまいます…

「リハーサル」 五十嵐貴久

リカシリーズの第四作目です。 もう怖くて、でも面白くて一日で読み終えました。 タイプとしては一作目に似ています。やばいストーカー女・リカを存分に楽しめました。 急に泣き出したり、意味不明な言葉を繰り返したりと実際にいたらめっちゃ怖い女ですね。…

「いま、会いにゆきます」 市川拓司

梅雨が近いと思うとちょっと憂鬱です。僕は偏頭痛持ちで、雨の日は特に頭痛がひどい気がします。 何かいい対策があったら教えてほしいです。僕にできるお返しは本の紹介をもっと頑張ることくらいですが。 ちょっと強引な繋げ方ですが、雨に関係ある本といえ…

電車男は一世を風靡した。

最初にちょっと昔の話を。 僕の初デートは「電車男」の映画だった。同じバイト先の女の子を誘って奇跡的にオッケーをもらえたのだ。 館内の待ち時間では映画の主題歌である、ORANGE RANGEの「ラプパレード」が延々と流れていた。 いざ、上映。電車男がエルメ…

「ブルーマーダー」 誉田哲也

相変わらずドラマのストロベリーナイトが面白いですね。ただちょっと思うところがあって本音で語ります。 前作のキャストの方が良かった! 姫川は竹内結子の方がカッコよかったです。二階堂ふみだとかわいさが勝ってしまう。 ガンテツが江口洋介ではカッコよ…

「震える牛」 相葉英雄

本書は僕の中でタイトルに惹きつけられた小説ランキング第一位です。 現実で起きた事件の規模が大きいぶん書籍化が難しかったのだろうか、BSEの問題を扱った小説は本書しかないように思います。 BSEの問題が起きた時、僕は小学生でこのニュースに全く興味が…

「傍聞き」 長岡弘樹

GWが終わって久しぶりの勤務に疲れたのかカゼをひいてしまいました。 そんな時に職場の近くで安くて美味しいカレー屋さんを発見して、思う存分にスパイスを体に取り入れて元気になりました。 でもやっぱりカレーは実家のが一番だなぁと思いながら本書を思い…

「リカ」シリーズ 五十嵐貴久

僕が読書好きになったきっかけの一つとして父が寝る前に怖い話しをしてくれたということがあります。 お墓を漁って骨を食べる老婆の話しは何度も聞きました。当時は毎度新鮮に怖がっていました。父にとってはいいお客様でしたね。 そんな父のおかげで幽霊や…

僕が思う良い警察小説について

「臨場」 横山秀夫 僕はあまり警察小説は得意な方ではない。 加賀恭一郎シリーズは3作くらいしか読んでないし、十津川警部シリーズは1つしか読んでいない。 ちょっと自己分析してみると、トリックを使ったりアリバイ工作したりしてまで、殺人をしたいことに…

旅のお供に小説

「雨と夢のあとに」 柳美里 皆さまゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか? 僕は相変わらずカフェや動物園で読書を楽しんでいます。動物園ではカップルや親子連れが多くてうらやましくて泣きそうになるので、読書カフェを開拓したいと思っている今日…

「チーム・バチスタの栄光」 海堂尊

本書はこのミステリーがすごい!の大賞を受賞し、映画化とドラマ化もされたことで有名な小説です。 今まで色々な小説の2回目、3回目を楽しんできましたが、本書だけは唯一、1度目を読み終えたあと、すぐに2度目を読みました。 真相を知った上でも楽しめる自…

「わたし、定時で帰ります。」 朱野帰子

今春注目のドラマになりました。 吉高由里子の演技はずっと見ていられます。 主人公の東山結衣はどうしても残業したくない。 18時の定時を迎えるとささっと会社を出てタイムセールのビールを飲みに中華屋へ。 定時で帰ることを許さない様々な障害を乗り越え…

「ソウルケイジ」 誉田哲也

最近新しく新生ストロベリーナイトのドラマが始まったが本書はそのシリーズの第二作。 竹内結子と二階堂ふみを比べてしまうが今のところ新生の方も楽しい。 誉田哲也さんの小説はあまりにも女性をひどい目に合わせるのでストロベリーナイトは薄眼を開けなが…

「これは経費で落ちません!」 青木祐子

僕は最近転職したばかりで事務系の仕事は初めてのことです。 職場はたくさんの本に囲まれていて、とても気分良く仕事ができています。 周りの人たちに本当に感謝です。 まだまだ話したことのない方が多いけれど、本書に出てくる魅力的な人もいるかもしれない…